19日の経済指標

【日本】7月の貿易収支は2496億円の赤字財務省が19日発表した7月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2496億円の赤字となりました。赤字は2カ月ぶりのこと。輸出は前年比1.6%減の6兆6432億円となり、8カ月連続で減…

15日の経済指標

【英国】7月の英小売売上高指数は前月比0.2%上昇英国立統計局(ONS)が15日発表した7月の小売売上高指数は、前月比0.2%上昇となりました。オンライン販売が3年ぶりの大幅な増加となり、10月31日の欧州連合(EU)離脱期限を控えて、個人消費が引き続き景気を下…

米FRB、10年半ぶり利下げ実施

米連邦準備制度理事会(FRB)は31日、政策金利を0.25%引き下げ、年2.00~2.25%にすることを決めました。 米中貿易摩擦や世界経済の減速で不透明感が強まる中、景気が悪化するリスクを警戒し「予防的」な金融緩和に踏み切りました。 利下げはリーマン・ショッ…

ドルは対円で107円台後半に下落

11日の外国為替市場では、ドル円相場は107円台後半で推移しています。 パウエル米FRB議長が下院金融サービス委員会で行った半期に一度の証言で、貿易摩擦を巡る懸念や世界経済減速への不安によって米経済見通しを巡る不透明感が増しているとし、FRBは「必要…

10日の経済指標

【日本】2019年上半期の中古車販売台数は前年同期比0.3%減日本自動車販売協会連合会が10日発表した2019年上半期(1~6月)の中古車販売台数(軽自動車を除く)は、前年同期比0.3%減の197万6716台でした。マイナスは2年連続で、1978年の統計開始以来、上半期と…

カナダ中銀、政策金利を据え置き

カナダ銀行(中央銀行)は10日、政策金利を1.75%に据え置き、第2・四半期の成長率見通しを上方修正しました。同時に、貿易戦争が世界経済に及ぼすリスクについて強調しています。ただ、将来の利上げの道筋には言及しませんでした。第2・四半期の成長率見通しは2…

米FOMC議事要旨、利下げ「近く正当化」

米連邦準備制度理事会(FRB)は10日、年内の利下げを視野に入れる方針に転換した6月18、19両日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表しました。それによると、多くの参加者が米中貿易摩擦などによるリスクが続けば「緩和的な政策が近いうちに正当化される…

パウエル米FRB議長、今月利下げへ地ならし 貿易や世界成長懸念

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は10日、下院金融サービス委員会で証言し、貿易摩擦や世界経済の減速による米景気拡大への影響に対処するため「必要に応じて行動する」と述べました。今月末に開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)で約10年ぶりとなる利下…

ドル円は108円台後半で推移

9日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台後半でドルが底堅い動きを見せています。 前週発表された6月の米雇用統計が堅調だったことで連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で大幅な利下げに踏み切るとの観測が後退した流れから、ドルが買い戻された動きが続い…

9日の経済指標

【日本】5月の名目賃金は前年比0.2%減厚生労働省が9日発表した5月の毎月勤労統計調査(速報値)は、現金給与総額(名目賃金)が前年比0.2%減の27万5597円でした。名目賃金から物価変動の影響を除いた実質賃金は1.0%減で、ともに5カ月連続のマイナスでした。大…

8日の経済指標

【日本】5月の経常黒字は前年比15.8%減の1兆5948億円財務省が8日発表した5月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支の黒字額は前年比15.8%減の1兆5948億円となりました。黒字は59月連続でしたが、中国などア…

黒田日銀総裁、支店長会議で「景気緩やかに拡大」

日銀は8日、東京・日本橋の本店で支店長会議を開きました。冒頭のあいさつで黒田総裁は国内景気について、「輸出・生産面に海外経済減速の影響が見られるものの、基調としては緩やかに拡大している」との見方を示しました。会議では、米中貿易摩擦と中国経済…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。 米国では7月のFOMCで利下げが実施されるとの見方が強まっています。 今週はFRB議長の議会証言も控えており、FRBの金融政策に大きな変化が出る可能性があります。 仮に利下げを実施した場合には、年内、あと何回…

5日の経済指標

【日本】5月の景気判断、「悪化」から「下げ止まり」に上方修正内閣府が5日発表した5月の景気動向指数速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.1ポイント上昇の103.2となりました。基調判断は、前月の「悪化」から「下げ止まり」に上方修正されました。…

米FRB金融政策報告、最近の物価上昇率は一時的

米連邦準備理事会(FRB)は5日、半期ごとに議会に提出する金融政策報告書を公表しました。それによると、今年前半の米経済は引き続き「底堅いペース」で推移する一方、関税引き上げが世界貿易や企業投資を圧迫し、最近の数カ月間で経済が弱まった模様との認識…

3日の経済指標

【ユーロ圏】6月のユーロ圏総合PMI改定値は52.2IHSマークイットが3日発表した6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.2で速報値(52.1)から上方修正されました。5月の51.8から上昇しました。 【米国】5月の米貿易赤字は555億ドルと5カ月ぶり水準…

ドル円は108円台前半で推移

2日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台前半で推移しています。 米中貿易摩擦が緩和したとの見方からドル買いが強まった海外市場での流れを受けています。 ただ、ドルの上昇は鈍いものとなっています。 ドル円は108.45円前後、ユーロ円は122.40円前後、…

2日の経済指標

【日本】1年後の企業の消費者物価見通しはは0.9%上昇=日銀短観日銀が2日発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)における「企業の物価見通し」によると、企業が想定する消費者物価の前年比上昇率は、平均で1年後が0.9%上昇となり、前回の3月調査から…

1日の経済指標

【米国】6月の米ISM製造業指数は51.7と2年半ぶり低水準米供給管理協会(ISM)が1日発表した6月の製造業景気指数は51.7と、前月の52.1から低下し、2016年10月以来約2年半ぶりの低水準となりました。内訳では新規受注が2.7ポイント低下の50.0と、2015年122月以…

1日の経済指標

【日本】6月の消費者態度指数心理は38.7に悪化内閣府が1日発表した6月の消費動向調査によると、消費者心理の明るさを示す消費者態度指数(2人以上の世帯)は前月比0.7ポイント低下の38.7となり、9カ月連続で悪化しました。米中貿易摩擦の激化に伴う景気の先行…

ドル円は108円台前半で推移

週明け1日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台前半で推移しています。 朝方は、米中貿易問題が再交渉されることになったことから、リスク回避の円買い・ドル売りから円売り・ドル買いが持ち込まれました。 ドル円は朝方、108円台半ばまでドルが上昇しま…

1日の経済指標

【日本】6月の日銀短観、2期連続悪化日銀が1日発表した6月全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業・製造業の景況感はプラス7と2期連続で悪化しました。前回3月調査から5ポイント悪化し、2016年9月調査以来の低水準となりました。5月に入って激化し…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。 大阪で開催されたG20では、米中首脳会談が行われ、追加関税が課せられることはなくなり、米中の貿易問題の協議が継続されることとなり、国際金融市場に与える悪影響は一時的になくなることとなりました。 一先ず…

28日の経済指標

【米国】5月の米個人消費支出は前月比0.4%増米商務省が28日発表した5月の個人消費支出は前月比0.4%増と緩やかに伸びました。個人消費支出(PCE)価格指数は前月比0.2%上昇と、小幅な伸びでした。米経済が鈍化していることや物価上昇圧力が弱いことを示し、…

米中首脳会談、貿易交渉再開で合意

トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は29日、大阪市内で会談し、両国間の貿易戦争を再び「休戦」することで合意しました。米国は中国からの輸入品ほぼすべてに追加関税を拡大する制裁措置を見送る一方、両国は5月上旬から中断している貿易交渉を再開しま…

G20閉幕、首脳宣言「自由、公正な貿易へ努力、反保護主義は見送り」

G20閉幕、首脳宣言「自由、公正な貿易へ努力、反保護主義は見送り」大阪市で開かれていた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は29日、2日間の討議を終え、首脳宣言を採択し閉幕しました。米国と中国の貿易摩擦が長期化する中、宣言に「自由で公正かつ無差別な…

28日の経済指標

【日本】6月の東京都区部消費者物価指数・コアは前年比0.9%上昇総務省が28日に発表した6月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は101.5となり、前年比0.9%上昇しました。前月のプラス1.1%から上昇幅は縮小しました。総合指数は前年比1.1%…

27日の経済指標

【日本】2018年度末の個人金融資産は1835兆円日銀が27日発表した資金循環統計によると、個人(家計部門)が持つ金融資産の残高は、2018年度末で前年度末比0.3%増の1835兆円と、年度末として過去最高を更新しました。所得環境の改善を背景に現金・預金の増加が…

26日の経済指標

【ドイツ】7月の独消費者信頼感指数は9.8に小幅低下ドイツの市場調査グループGFKが26日発表した7月の独消費者信頼感指数は9.8で、前月の10.1から低下しました。景気減速を背景に消費者の所得の見通しが悪化しました。低下は2カ月連続となります。 【フランス…

25日の経済指標

【英国】6月の英小売売上高指数はマイナス43と2009年以来の低水準英産業連盟(CBI)が25日発表した6月の小売売上高指数はマイナス42と5月のマイナス27から低下し、2009年3月以来約10年ぶりの低水準となりました。