今週の材料は?
今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。
米国では、雇用統計の発表があります。
米国では利上げがストップしていますが、経済指標はそこそこ良いものが出ています。
今回の雇用統計で、再び利上げが意識される動きになるのか、FRBが利上げに自信を持てるものになるのか注目したいと思います。
ただ、非農業部門の新規雇用は前回に比べれば大幅に減少することも予想されており、雇用統計だけでは利上げの継続があるか否かは考えにくいのではないかとみています。
この中、欧州ではECB理事会が開催されます。
各国とも足元の景気が不安定になっており、ECB理事会では何も決まらないのではないかとみています。
日本では
【4日】
2月のマネタリーベース(前回前年比4.7%増)
【7日】
1月の景気先行指数(CI)速報値(前回97.5)
1月の景気一致指数(CI)速報値(前回101.8)
【8日】
2月の景気ウオッチャー調査現状判断DI(前回45.6)
2月の景気ウオッチャー調査先行き判断DI(前回49.4)
1月の全世帯家計調査消費支出(予想前年比0.1%減、前回0.1%増)
10~12月期の四半期実質GDP改定値(前回年率換算1.4%増)
1月の国際収支経常収支(予想1兆3408億円の黒字、前回1兆5623億円の黒字)
1月の国際収支貿易収支(予想1兆①969億円の赤字、前回2162億円の黒字)
欧州では
【4日】
2月の英建設業PMI(予想50.4、前回50.6)
1月のユーロ圏卸売物価指数(前回前月比0.8%低下)
【5日】
2月のスイス消費者物価指数(予想前月比0.4%上昇、前回0.3%低下)
2月の仏サービス部門PMI改定値(予想49.8、前回49.8)
2月の独サービス部門PMI改定値(予想55.1、前回55.1)
2月のユーロ圏サービス部門PMI改定値(予想52.3、前回52.3)
2月の英サービス部門PMI(予想50.1、前回50.1)
1月のユーロ圏小売売上高(前回前月比1.6%減)
【7日】
2月のスイス失業率(予想2.8%、前回2.8%)
10~12月期のユーロ圏四半期域内GDP確定値(予想前期比0.2%増、前回0.2%増)
【8日】
1月の独製造業新規受注(予想前月比0.5%増、前回1.6%減)
1月の仏経常収支(前回11億ユーロの赤字)
1月の仏貿易収支(前回46.53億ユーロの赤字)
1月の仏鉱工業生産指数(前回前月比0.8%上昇)
米国では
【4日】
12月の米建設支出(予想前月比0.2%増、前回0.8%増)
【5日】
2月の米サービス部門PMI改定値(予想56.2、前回56.2)
2月の米総合PMI改定値(前回55.8)
2月の米ISM非製造業景況指数(予想57.2、前回56.7)
12月の米新築住宅販売件数(予想年率換算58.0万件、前回65.7万件)
1月の米月次財政収支(予想30億ドルの黒字、前回135億ドルの赤字)
【6日】
2月の米ADP雇用統計(予想前月比18.5万人増、前回21.3万人増)
12月の米貿易収支(予想542億ドルの赤字、前回493億ドルの赤字)
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
【7日】
2月の米チャレンジャー人員削減数(前回前年比18.7%増)
10~12月期の米四半期非農業部門労働生産性改定値(予想前期比1.5%上昇、前回2.2%上昇)
最新週の米新規失業保険申請件数(前回22.5万件)
1月の米消費者信用残高(予想前月比170.0億ドル、前回165.5億ドル)
【8日】
2月の米失業率(予想3.9%、前回4.0%)
2月の米非農業部門新規雇用者(予想前月比18.5万人、前回30.4万人)
2月の平均時給(予想前月比0.3%増、前回0.1%増)
その他では
【5日】
豪中銀、政策金利発表
【6日】
トルコ中銀、政策金利発表