18日の経済指標

【日本】
月例経済報告、景気判断据え置き
政府は18日、4月の月例経済報告を発表しました。
それによると、景気全体について「このところ輸出や生産の一部に弱さも見られるが緩やかに回復している」とした前月の判断を据え置きました。
ただ、個別項目では、中国経済の減速を受け、企業の業況判断を「概ね横ばいとなっている」から「製造業を中心に慎重さが見られる」と9カ月ぶりに下方修正しました。
中国景気に敏感な生産用機械分野などの現状を踏まえました。
消費者物価は、人手不足に伴う人件費の増加などで旅行や外食のサービス価格が上昇しており、「横ばいとなっている」から「このところ緩やかに上昇している」に表現を変更しました。
国内企業物価も原油高を受け、「このところ横ばいとなっている」から「このところ緩やかに上昇している」に改めました。 

【ユーロ圏】
4月のユーロ圏総合PMI速報値は51.3に低下
IHSマークイットが18日発表した4月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.3で、前月の51.6から低下しました。

【フランス】
4月の仏総合PMI速報値は
IHSマークイットが18日発表した4月のフランスの購買担当者景気指数(OMI)速報値は、製造業とサービス部門をあわせた総合PMIが50.0と前月の48.9から上昇しました。
サービス部門PMIは49.1から50.5に上昇し5カ月ぶりの高水準となりました。
製造業PMIは49.7から49.6に低下し2016年8月以来の低水準となりました。

【英国】
3月の英小売売上高指数は前年比6.7%上昇
英国立統計局(ONS)が発表した3月の小売売上高指数は前年比6.7%上昇しました。
約2年半ぶりの大きさとなりました。

【米国】
3月の米小売売上高は前月比1.6%増
米商務省が18日発表した3月の小売売上高は前月比1.6%増と、2017年9月以来1年半ぶりの大幅な伸びとなりました。
自動車やその他幅広い項目のモノの販売が好調でした。
2月の数字は前月と同じ0.2%増でした。
自動車やガソリン、建材、食品サービスを除いたコア指数は前月比1.0%増でした。
前月の数字は当初発表の0.2%減から0.3%減へ下方修正されました。