今週の材料は？

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

これまでは、経済指標がどれほど好調な数字を示すかに焦点が当たっていましたが、米国、欧州で金融政策が再び緩和的な方向に変更されていることで、弱い経済指標に対する反応は少なくなるのではないでしょうか。

この中、各国中銀関係者の政策金利の方向を占う発言が、金融市場に大きな影響を与えるのではないかとみています。

日本では

【10日】

4月の国際収支経常収支(予想1兆5294億円の黒字、前回2兆8479億円の黒字)

4月の国際収支貿易収支(予想724億円の黒字、前回7001億円の黒字)

1～3月期の四半期実質GDP改定値(予想前期比年率換算2.2％増、前回2.1％増)

5月の景気ウオッチャー調査現状判断DI(予想45.5、前回45.3)

5月の景気ウオッチャー調査先行き判断DI(前回48.4)

【11日】

5月のマネーストックM2(予想前年比2.6％増、前回2.6％増)

【12日】

5月の国内企業物価指数(予想前月比横ばい、前回0.3％上昇)

4月の機械受注(予想前月比0.2％減、前回3.8％増)

【13日】

4～6月期の四半期法人企業景気予測調査大企業全産業業況判断指数(前回マイナス1.7)

4月の第三次産業活動指数(予想前月比0.6％上昇、前回0.4％低下)

【14日】

4月の鉱工業生産確報値(前回前月比0.6％上昇)

4月の設備稼働率(前回前月比0.4％低下)

欧州では

【10日】

4月の英商品貿易収支(予想127.00億ポンドの赤字、前回136.50億ポンドの赤字)

4月の英貿易収支(予想42.00億ポンドの赤字、前回54.08億ポンドの赤字)

4月の英鉱工業生産指数(予想前月比0.7％低下、前回0.7％上昇)

4月の英製造業生産指数(予想前月比0.8％低下、前回0.9％上昇)

4月の英月次GDP(予想前月比0.1％減、前回0.1％減))

【11日】

5月の英失業率(前回3.0％)

5月の英失業保険申請件数(前回2.47万件)

【13日】

5月の独消費者物価指数改定値(予想前月比0.2％上昇、前回0.2％上昇)

5月のスイス生産者輸入価格(前回前月比横ばい)

4月のユーロ圏鉱工業生産(予想前月比0.2％低下、前回0.3％低下)

【14日】

5月の仏消費者物価指数改定値(前回前月比0.2％上昇)

米国では

【11日】

5月の米卸売物価指数(予想前月比0.1％上昇、前回0.2％上昇)

5月の米卸売物価指数コア(予想前月比0.2％上昇、前回0.1％上昇)

【12日】

5月の米消費者物価指数(予想前月比0.1％上昇、前回0.3％上昇)

5月の米消費者物価指数(予想前月比0.2％上昇、前回0.1％上昇)

5月の米月次財政収支(前回1603億ドル増)

【13日】

5月の米輸入物価指数(予想前月比0.4％低下、前回0.2％上昇)

最新週の米新規失業保険申請件数(前回21.8万件)

【14日】

5月の小売売上高(予想前月比0.6％増、前回0.2％減)

5月の米小売売上高除自動車(予想前月比0.5％増、前回0.1％増)

5月の米鉱工業生産(予想前月比0.2％上昇、前回0.5％低下)

5月の米設備稼働率(予想78.0％、前回77.9％)

6月の米ミシガン大学消費者態度指数速報値(予想97.0、前回100.0)

4月の米企業在庫(予想前月比0.4％増、前回横ばい)

その他では

【12日】

トルコ中銀、政策金利発表

【14日】

ロシア中銀、政策金利発表