ドル円は108円台後半で推移

9日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台後半でドルが底堅い動きを見せています。



前週発表された6月の米雇用統計が堅調だったことで連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で大幅な利下げに踏み切るとの観測が後退した流れから、ドルが買い戻された動きが続いています。



ただ、賃金は緩やかな伸びが続いていることで、今月3031日の米FOMCでは、FF金利0.25%引き下げられるとの見方が依然として強く、ドルの上昇は限定的となっています。



この中、パウエルFRB議長は1011日に議会証言を行う予定で、この中身を注目したいとの声が聞かれています。



ドル円108.75円前後で、ユーロ円は121.95円前後で、英ポンド円は136.05円前後で、豪ドル円75.65円前後で推移しています。