11日の外国為替市場では、ドル円相場は107円台後半で推移しています。
パウエル米FRB議長が下院金融サービス委員会で行った半期に一度の証言で、貿易摩擦を巡る懸念や世界経済減速への不安によって米経済見通しを巡る不透明感が増しているとし、FRBは「必要に応じ行動する」と言明。したことから、今月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが実施されるとの観測が強まった流れを受けて、ドルが軟化しました。
ドル円は107.90円前後で、ユーロ円は121.65円前後で、英ポンド円は135.15円前後で、豪ドル円は75.25円前後で推移しています。