米FRB公定歩合議事要旨、6連銀が利上げに反対

米連邦準備理事会(FRB)が15日公表した公定歩合会合議事要旨で、12地区連銀中6連銀が利上げに反対していたことが分かりました。
ニューヨーク、フィラデルフィアセントルイスミネアポリスカンザスシティー、ダラスの6連銀は「主として通商政策や海外動向を巡る不透明性の高まりを受け、経済の先行きに対する下振れリスクはやや拡大した」と指摘しました。
この中、アトランタクリーブランド、サンフランシスコの3連銀は当初据え置きを主張していましたが、その後利上げ賛成に転じました。
残りのボストン、リッチモンド、シカゴの各連銀は当初から利上げに賛成していました。