2012-10-20から1日間の記事一覧

円安はどこまで?

今週の為替相場は、円安が どこまで進むか、注目されます。日銀の追加緩和に対する期待感が 台頭するなかで、ソフトバンクによる 米企業買収案件など、円売り材料が 浮上するなかで、円は対ドル、 対ユーロで軟調な動きを続けています。日銀の追加緩和に対す…

今週の材料は?

今週も各国の経済指標の発表を 注視する展開が続くものと思います。経済指標が好調となっている米国では、 足元の経済の勢いを確認するものと考えています。この中、24日にはFOMCが開催されます。今回は経済指標が堅調になっていることで、 政策金利の変更は…

英国はEU離脱の考えない、新たな関係望む=首相

キャメロン英首相は19日、英国が欧州連合(EU)から 緩やかに離脱しようとしているとの見方を否定した。その上で、EUと新たな関係を 構築することを望むとの見解を示した。フィンランドのストゥブ欧州問題相はロイターとの インタビューで、英国の対EU政策は…

キプロス、ESMによる銀行直接資本注入を望む=財務相

キプロスのシアルリ財務相は19日、欧州安定メカニズム (ESM)による銀行への直接資本注入を可能にすることが 望ましいとの立場を示した。同財務相は記者団に対し、国内銀の資本増強に起因する コストをESMに移せるようになることを望むと述べた。その上で「…

クレディ・スイスとUBS、資本増強の継続必要=スイス中銀副総裁

スイス国立銀行(中央銀行)のダンティーヌ副総裁は19日、 クレディ・スイスとUBSによる資本増強措置について、 中銀はまだ満足していないとの考えを示した。スイス中銀は6月の金融安定報告で、クレディ・スイスに対し、 ユーロ圏債務危機の深刻化に起因する…

メルケル独首相、来年からの銀行直接資本注入に難色

ドイツのメルケル首相は19日、欧州連合(EU)首脳会議での 記者会見で、欧州救済基金が来年から域内銀行に直接資本を 注入することに否定的な見方を示した。首脳会議では18日、銀行監督の一元化に向けた 法的な枠組みを年内に整備し、来年中に新体制に 移行…

民間部門の急激な信用の伸び、金融危機の兆候=ECB調査論文

欧州中央銀行(ECB)は19日、民間セクターの 急激な信用の伸びが、金融危機が迫っていることを 最も明確に示す兆候との調査論文を公表した。1970年から2010年の間に先進国40カ国で発生した 金融・通貨・債務危機の事例を調査した。「様々な年代と事例にわた…

EU首脳会議がユーロ圏共通予算協議、詳細めぐり意見に隔たり

18〜19日の欧州連合(EU)首脳会議では、 ファンロンパイEU大統領が提唱している ユーロ圏共通予算構想について協議が行われたが、 詳細に関する加盟国の意見が分かれた。ファンロンパイ大統領は通貨同盟が 共通予算を持たないことは異常との立場。大統領の…

金利1%上昇の信金への影響、債券評価損1.6兆円=日銀リポート

日銀は19日、金融システムの現状と展望をまとめた 「金融システムリポート」を公表した。金融機関による国債など債券投資で金利が1%上昇した場合、 今年3月末時点で大手行に3.7兆円、地域銀行に3.0兆円の 評価損が発生するとの試算を示した。今回のリポート…

海外経済は減速強まる、企業の投資見送り出ないか注視=日銀総裁

日銀の白川方明総裁は19日、都内で開かれた 全国信用組合大会であいさつし、海外経済の減速が 強まっている中で、今後、企業が投資を見送る動きが 出ないか、注意してみていく必要がある、と語った。白川総裁は海外経済について「減速した状態が やや強まっ…

3党首会談が決裂、解散時期の明示なく自公反発

野田佳彦首相(民主党代表)と自民党の安倍晋三総裁、 公明党の山口那津男代表が19日行った党首会談は、 首相から解散時期の明示はなく、特例公債法案などの 処理についての具体的な協議まで至らずに決裂した。政府は国民生活に影響の大きい特例公債法案など…

英国、緩やかなEU離脱の様相=フィンランド欧州問題相

フィンランドのストゥブ欧州問題相は、英国の対欧州連合 (EU)政策はますます理解困難となっており、同国が徐々に EUと別れを告げようとしているように感じられるとの考えを示した。同相は、EU首脳会議でロイターとのインタビューに応じ、 英国は故意にEU加…

ECB、オペ担保対象の外貨建て債券評価額を引き下げ

欧州中央銀行(ECB)は、オペ担保基準緩和の一貫として 9月に発表していた、ユーロ建て以外の債券を担保対象として 認める決定について、詳細を明らかにした。ECBは9月6日の理事会で、 オペ担保の要件緩和・範囲拡大を発表した。それまで担保受け入れ要件だ…