2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ドルの上値の重さを確認へ

今週の為替相場は、ドルの上値の重さを 確認する展開が予想されます。南北朝鮮の首脳会談前から、朝鮮半島での 地政学的リスクの払しょくが、ドルを 買う材料となっていました。加えて、米長期金利が上昇したことを睨んで、 金利差のドル買いを意識する声が…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。米国では、利上げを意識する堅調な経済指標の 発表が意識される一方で、欧州では利上げが 後退する経済指標の発表が少なくないとの声が 支配的となっています。この中、今週は米国のFOMCが開催されます。今回のFO…

日銀、経済。物価情勢の展望で2%実現時期を削除

日銀は27日の金融政策決定会合で、最新の経済・ 物価情勢の展望(展望リポート)をまとめました。「物価見通しは従来と概ね不変」としながらも、 2%の物価上昇目標の実現時期については 「2019年度ごろ」としてきた記述を削除しました。記者会見した黒田総…

ドル、109円台前半に上昇

26日の外国為替市場では、ドル円相場は 109円台前半と、2カ月ぶりにドルが高値を 付けました。米国で長期金利が上昇したのを睨んで、 日米金利差拡大が材料視され、ドルが上昇速度を 速めました。市場では、北朝鮮と韓国の首脳会談が近づく中で、 楽観的な見…

ドル円は108円台後半で推移

25日の外国為替市場では、ドル円相場は 108円台後半で推移しています。前日の海外市場では、ドルが上昇し、 対円で一時109.19円付近まで買われました。同水準では、ドル売りも見られ、108円台後半で NY市場の取引を終えました。この流れを受けて、東京市場も…

ドル円、107円台後半で小動き

週明け23日の外国為替市場では、ドル円相場は 107円台後半で小動きとなっています。貿易戦争の懸念が後退する中で、朝鮮半島を巡る 地政学的リスクも拭われてきたことで、ドルは 底堅い動きを見せています。特に、対欧州通貨、高金利通貨では堅調な動きを 見…

欧米の金利差を注目

今週の為替相場は、欧米の金利差を睨みながらの 展開が予想されます。米国では国内の経済指標が堅調なことから、年内の 利上げ予想が強まる一方、欧州では経済指標が 軟調なことから、早期の利上げは難しいとの見方が 広がっており、米欧の金利差拡大を意識…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。米国では利上げペースが速まるのではないか との見方が広まる中で、底堅い経済指標の行方を 注視する動きが続くのではないかとの見方が 広がっています。この中、北朝鮮が核やミサイル実験を中止することを 正式…

トランプ氏、核実験停止「大きな前進」

トランプ米大統領は20日、ツイッターで、北朝鮮が 核実験停止と実験場の廃棄を発表したことは「北朝鮮と 世界にとって非常に良いニュースだ」と述べ、歓迎しました。その上で「大きな前進だ。(米朝)首脳会談が楽しみだ」 と投稿し、6月初旬までに行われる…

北朝鮮、核実験場廃棄を決定、ミサイル発射も中止

北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会が20日、 開かれ、21日から核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の 試験発射を中止し、北部の核実験場を廃棄することを 決定しました。また、朝鮮半島の平和と安定に向け、周辺国や国際社会と 緊密に連携、対話し…

ドル円、107円台前半で小動き

19日の外国為替市場では、ドル円相場は 107円台前半で小動きとなっています。米金利が上昇したことや米経済指標が堅調な動きを 見せていることで、米国の利上げに対する思惑が 広がっていることがドルを支えています。米中貿易摩擦問題やシリア攻撃問題など…

カナダ中銀、政策金利を据え置き

カナダ銀行(中銀)は18日、政策金利を 1.25%に据え置きました。ただ、賃金の伸びやインフレ動向を踏まえ、 時間とともに追加利上げが必要になる可能性が あるとの認識を示しています。長らく表明してきた物価や賃金圧力に関する 慎重な文言が変更され、将…

米景気は緩やかな拡大も、貿易摩擦激化に懸念=連銀景況報告

米連邦準備制度理事会(FRB)は18日、12地区の 連銀景況報告(ベージュブック)を発表し、3月から 4月初めの米景気が「控えめから緩やかな拡大を 継続した」と総括しました。ただ、輸入制限による鉄鋼価格上昇が顕在化する とともに、中国などとの貿易摩擦激…

ドル円は107円台前半で推移

18日の外国為替市場では、ドル円相場は 107円台前半で小動きとなっています。シリア問題や米中貿易摩擦問題など材料があるものの、 決定的な材料となっておらず、動きは乏しくなっています。この中、トランプ米大統領が前日、「米国が利上げを 継続する中、…

米FRB公定歩合議事要旨、3地区連銀が引き上げに反対

米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した公定歩合会合の 議事要旨で、3月の会合で12地区連銀の3地区連銀が 公定歩合の引き上げに反対していたことが分かりました。FRBは3月20〜21日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、 FF金利の誘導目標を25ベーシスポイント(b…

ドル円は107円台前半で小動き

週明け16日の外国為替市場では、ドル円相場は 107円台前半で小動きとなっています。朝方は107円台後半で推移していましたが、 前週末に米英仏がシリアの化学兵器施設を 攻撃したことを材料に、ややドル売りが強まり、 ドル円は107.20前後でのもみ合いが続い…

シリア攻撃、どう影響

今週の為替相場は、トランプ米大統領が命じた シリア攻撃の影響がどんな形で影響するか関心が 集まるものと思います。米国のシリアは攻撃については、当初はリスク回避の 円買いが強まる動きとなりました。その後、今すぐの攻撃はないとの見方から、リスク回…

米為替報告、日中の為替監視を継続

米財務省は13日、主要貿易相手国の為替政策を分析した 半期報告書で、大幅な対米貿易黒字を抱える日本や中国を 前回に続き「監視対象」に指定しました。制裁検討の対象となる「為替操作国」の認定は ありませんでしたが、通貨安誘導をけん制し、 貿易赤字削…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。引き続き、シリア問題、米中貿易摩擦問題など、 経済指標以外の材料が大きく影響すると みていますが、経済指標が堅調となれば、 金利面の材料を意識するきっかけになる 可能性もあります。このため、予想対比堅…

ドル上昇、リスク懸念後退で107円台前半

13日の外国為替市場では、ドルが上昇しました。米国のシリア攻撃が遠退いたとの見方が広がる中で、 リスク懸念で買われていた円やスイスフランが 対ドルで下落する動きを見せました。ただ、これもトランプ大統領のツイッターを 要因としているもので、事態が…

ECB議事要旨、ユーロ高・貿易戦争リスクを懸念

欧州中央銀行(ECB)が12日に発表した3月の理事会の 議事要旨では、政策担当者が米国を巡る貿易戦争の リスク、及びユーロ高によるマイナスの影響に対する懸念を 表明していたことが分かりました。議事要旨は「このところのユーロ相場の動きは、 マクロ経済…

日銀さくらレポート、「四国、九州沖縄を上方修正、北海道は下げ」

日銀は12日、黒田総裁の再任後初となる支店長会議を 東京・日本橋の本店で開き、全国を9地域に分けて 景気動向を分析する「地域経済報告」(さくらリポート) をまとめました。それによると、各地の景気の総括判断は、個人消費が 改善した四国と九州・沖縄の…

米FOMC議事要旨、利上げペース「幾分急に」

米連邦準備制度理事会(FRB)は11日、利上げを決めた 3月20、21日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を 公表しました。それによると、参加者らは、景気拡大を背景に インフレ率が上昇していくことに自信を表明し、 「今後数年の適切な利上げペースは従来…

ドル円は107円台前半で小動き

11日の外国為替相場では、ドル円相場は 107円台前半で小動きとなっています。中国の習近平国家主席が年内に一部製品の 輸入関税を引き下げる方針を表明したことを受け、 米中貿易摩擦を巡る懸念が後退したことが リスク回避の円買いを解消させる動きとなって…

ドル円相場は106円台後半で小動き

週明け9日の外国為替市場では、ドル円相場は 106円台後半で推移しています。米中貿易摩擦問題など、材料はあるものの、 大きな動きはなく、週明けは様子見気分が 広まっています。ドル円は106.90円前後、ユーロ円は131.15円前後、 英ポンド円は150.60円前後…

米中貿易摩擦懸念が材料に

今週の為替相場は、米中貿易摩擦懸念が最大の材料と なりそうです。米中貿易摩擦懸念は、当初、米国が中国に対して 関税をかけたことに対し、中国が対抗措置をとったことで、 ドル売りが強まる動きが見られました。その後、米政府高官が水面下で中国と折衝を…

パウエル米FRB議長、インフレ制御へ利上げ継続必要

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は6日、 FRBはインフレの制御に向け利上げを継続する 必要がある公算が大きいとの見解を示しました。同議長は就任後初めて行った経済見通しに関する講演で、 労働市場は完全雇用に近づいているとみられ、インフレは 向…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。金融市場では、米中の貿易問題を意識する声が多く、 この方向性で一喜一憂している状況です。米政府高官の発言、中国政府高官の発言で、 一進一退の動きが想定されます。このため、各国の経済指標が予想から 大き…

ドル上昇、107円台前半で推移

6日の外国為替市場では、ドル円相場は 107円台前半とドルが上昇しています。これまで材料視されていた、米中貿易戦争が 水面下で話し合われているとの思惑が広がり、 リスク回避の動きが剥落しました。米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長が、 米国と…

ドル、106円台前半に下落

4日の外国為替市場では、ドル円相場は 106円台前半にドルが下落しています。朝方は、大きな材料がない中で、ドルを 買い戻す動きが見られ、106円台央前後で 推移していました。しかし、日本時間夕刻になって、米中貿易戦争の 芽が浮上したことで、ドル売りが…