2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

米FOMCが債券買い入れ継続を決定、成長一服との認識示す

米連邦準備理事会(FRB)は29〜30日の連邦公開市場委員会 (FOMC)で、月額400億ドルのモーゲージ担保証券(MBS)と、 450億ドルの国債の買い入れを継続することを決定した。声明では、経済成長は一服した、との認識を示したが、 天候など一時的な要因が背景…

フランスがユーロ高に懸念、ユーロ圏財務相会合で協議へ

フランスのモントブール生産力再建相は30日、 現在のユーロ相場について、欧州経済の状況を 踏まえると「高過ぎる」との認識を示した。 記者団に対し述べた。この問題を注視するとともに、ユーロ圏財務相会合 (ユーログループ)で協議するとしている。ある…

独連銀総裁、「中央銀行への圧力は物価の安定性脅かす恐れ」

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの バイトマン独連銀総裁は週刊紙ツァイトとの インタビューで、中央銀行に対する過度の 政治的な影響行使は長期的に物価の安定性を 脅かす恐れがあると警鐘を鳴らした。総裁は「各国中央銀行との関係には今日、 新たな形…

独連銀総裁、危機対策によるリスクを懸念

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの バイトマン独連銀総裁は30日、ユーロ圏諸国は 正式な決定なしで互いの債務を保証し合う事態に陥る恐れが あると指摘し、一連の危機対策によるリスクが高まっている との認識を示した。バイトマン総裁は自動車業界の会合…

ユーロ圏の銀行、第4四半期に融資基準を厳格化=ECB調査

欧州中央銀行(ECB)が30日発表した四半期ごとの 銀行貸し出し調査で、第4・四半期は銀行の資金調達 環境が和らいだにもかかわらず、企業に対する銀行の 融資姿勢が厳しくなったほか、今後数カ月は さらに厳しくなるとみられることが分かった。調査によると…

スペインのカタルーニャ州、中央政府に91億ユーロの支援要請

スペインの北東部のカタルーニャ州は29日、中央政府に対し 91億ユーロ(123億ドル)の支援を正式に要請した。今回要請した支援は2013年を対象としたもの。 同州は2012年に54億ユーロの支援を要請していた支援は中央政府が設置した地方政府向け 流動性基金か…

日銀の決定受けた通貨切り下げ競争を懸念=独産業連盟会長

ドイツ産業連盟(BDI)のウルリッヒ・グリロ会長は29日、 ドイツの産業界は最近の日銀による金融緩和決定を受けた 通貨切り下げ競争について懸念していると述べた。同会長は記者会見で日本について言及し、 「もちろん、懸念している」とコメント。また、通…

ECB、短期金融市場に十分な流動性供給へ=プラート専務理事

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は29日、 短期金融市場を有効に機能させ、ユーロ圏経済を 支援するため、ECBは十分な流動性を供給していくと述べた。デンマークの企業関係者の会合で行う講演の原稿での発言。先週のECBの発表によると、約1年前にECBが…

ECB銀行監督一元化制度、中銀の信用損なう恐れ=コンスタンシオ副総裁

欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は29日、 ユーロ圏銀行同盟構想の柱であるECBの銀行監督一元化 制度について、中銀としてのECBの信用が脅かされる 恐れがあるとの認識を示した。 銀行関連の会議での講演で述べた。コンスタンシオ副総裁は「中銀に…

日銀は、大規模な災害やシステム障害などのために 政府が借換債の発行による資金調達に支障をきたすような 事態に備え、政府の要請に応じて一時的に資金を 貸し付ける仕組みを導入する。 25日の政策委員会で決定した。貸し付けは無担保で、金額に上限は設け…

2014年以降の資金供給、日銀総裁「状況次第で増え得る」=諮問会議議事要旨

24日夜に開かれた政府の経済財政諮問会議の 議事要旨が29日、公表された。この日は金融政策や物価に関する集中審議も行われ、 甘利明経済再生相をはじめ各メンバーから日銀の 白川方明総裁に対し、2%の物価目標と2014年度 物価見通しのかい離や、2015年度以…

政府が2013年度予算案を決定、一般会計92.6兆円

政府は29日夕の臨時閣議で、一般会計総額92兆6115億円とする 2013年度当初予算案を正式に決めた。当初ベースでは、これまで最大だった2011年度の 92兆4116億円を超えるが、基礎年金の国庫負担分を除く 実質では2012年度を3000億円程度下回った。 当初予算が…

ガイトナー前米財務長官、2007年に情報漏えいとの疑惑否定=報道

25日に任期を終えたばかりのガイトナー前米財務長官は、 ニューヨーク連銀総裁だった2007年当時、利下げに関する 情報を事前に漏らしたとされる疑惑を否定した。ニューヨーク・マガジンとのインタビューで語った。ガイトナー氏は「政策に関する重要情報を 漏…

英銀、期間3カ月以上の融資に依然消極的=中銀調査

イングランド銀行(英中央銀行)が実施した調査で、 英国の銀行の期間3カ月から1年の法人向け融資水準が 低水準にとどまっていることが明らかになり、 一定の期間より長い銀行間融資が引き続き 手控えられている実態が浮き彫りになった。中銀の調査によると…

独、EURIBOR操作問題で一部国内銀行への特別調査開始

ドイツ連邦金融サービス監督庁(BaFin)は28日、 欧州銀行間取引金利(EURIBOR)の不正操作をめぐる問題で、 一部国内銀行への特別調査を開始したことを明らかにした。BaFinの報道官は「特別調査の対象となっている銀行の数や 具体的な名前は公表できない」…

EU離脱めぐる英首相の国民投票案、副首相が提案を批判

英国のクレッグ副首相は、キャメロン首相が提案した 欧州連合(EU)残留か離脱かを問う国民投票を 実施する計画を批判した。一方、首相の提案後初めてとなる世論調査では、 首相率いる保守党の支持率が上昇し、EU離脱を 唱える政党に保守党の票が流れるのを…

ECB総裁と独財務相、キプロス支援めぐり対立=独誌

27日付の独週刊誌シュピーゲルは、キプロスの救済をめぐって、 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁とショイブレ独財務相が 対立していると報じた。 情報源は明らかにしていない。同誌によると、ドラギ総裁は先週のユーロ圏財務相会合で、 キプロスが「システム…

ECB専務理事、通貨安競争の議論にG7やG20活用すべき=報道

欧州中央銀行(ECB)のアスムセン専務理事は、 通貨安競争をめぐる問題について、国際会議の場で 議論することが望ましいと指摘、中銀は構造的な問題に 対処できないとの認識を示した。27日付のギリシャ紙カティメリニに 掲載されたインタビューで述べた。専…

韓国中銀総裁が日銀の緩和の効果を疑問視、「為替水準に影響」

韓国中銀の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は26日、 日銀の金融緩和について、2014年からの資産購入は 意図しない長期的な影響を及ぼす恐れがあるとして、 効果に疑問を示した。金総裁は、日銀の動きが急過ぎ、 大規模な為替変動を招くとの認識を示した。世界…

甘利経済再生相、安倍政権の政策は円安誘導との見方否定

甘利明経済再生担当相は26日、スイスで開催されている 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で演説し、 安倍政権の財政・金融政策について、円相場の押し下げを 目的としており中銀の独立性を損なっているとの見方を否定した。甘利氏は、為替相場を決定…

円、「発言」で荒い動きに

今週の為替相場は、日本の政府高官による 円安誘導「発言」で、円が売られやすい展開と なることが予想されます。安部政権が発足してから、政権の中から、 為替相場に対する言及が止まりません。日銀との政策協定が決まったものの、 その後、材料出尽くしか…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。景気の行方が気になるところで、 経済指標をじっくり見極める必要があります。中でも、米国ではFOMCが開催され、 さらに雇用統計の発表があります。FRBは雇用統計を睨んだ金融政策を行うことを 示唆しており、雇…

ガイトナー氏、「米FRB議長の職は目指さない」

25日に任期を終えるガイトナー米財務長官は、 退任後の去就について、米連邦準備理事会(FRB) 議長の職は目指さないと言明した。米政治情報サイトのポリティコのウェブサイトに 25日に掲載されたインタビュー記事によると、 ガイトナー氏はFRB議長候補とな…

英経済情勢、依然として非常に厳しい=財務省

英財務省は25日、この日発表の第4・四半期の国内総生産 (GDP)が前期比0.3%減と予想を下回ったことについて、 経済情勢は依然として非常に厳しいとの認識を示した。同省は「すでにわかっていたことが確認された。 他の多くの欧州諸国同様、英国の経済情勢…

スイス中銀、通貨上昇抑制にあらゆる政策手段を用意=ジョルダン総裁

スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は25日、 スイスフランの上昇を抑制するためにあらゆる金融政策手段を 引き続き用意しておく姿勢を示した。同総裁はスイス公共独語テレビ(SRG・DRS)のインタビューで、 「必要となった場合、いかなる金融政策手…

ユーロ圏、今年下半期に景気回復=ドラギECB総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は25日、 ECBはユーロ圏経済の回復時期を2013年 下半期とみていることを明らかにした。また、金融市場の改善はまだ実体経済に 波及していないとの見方を示した。世界経済フォーラムで「経済活動は低水準で安定しつつある。 …

独首相が安倍首相と電話会談、円安政策協議したか明らかにせず

ドイツのメルケル首相が25日、安倍晋三首相と電話会談した。 独政府報道官が明らかにしたが、円安につながる日本政府や 日銀の政策について協議したかどうかはコメントしなかった。メルケル首相は、安倍首相の就任を祝したほか、 アルジェリア人質事件での日…

切れ目なく強力な金融緩和を推進していく=白川日銀総裁

日銀の白川方明総裁は25日、都内の日本記者クラブで講演し、 日銀は資産買い入れ基金を2014年に10兆円増額した後も 残高を維持するなど「切れ目なく強力な金融緩和を 推進していく」と強調した。日銀は22日の金融政策決定会合で消費者物価上昇率2%を目指す …

石田委員、付利撤廃と固定金利オペ利率など提案=日銀議事要旨

日銀が25日に公表した12月19、20日開催の 金融政策決定会合の議事要旨で、石田浩二日銀審議委員が 当座預金の超過準備に適用している付利(現行0.1%)の 撤廃とともに、固定金利オペや成長支援・貸出増加支援を 目的とした貸出制度などの適用利率を年0.03%…

米著名投資家ソロス氏、通貨戦争は「最大の危険」

米著名投資家のジョージ・ソロス氏は、米国の金融緩和策を 評価した上で、通貨戦争が経済にとり最大の危険、 との考えを示した。 CNBCテレビとのインタビューで語った。ソロス氏は米連邦準備理事会(FRB)による 月額850億ドルの債券購入プログラムについて …