2013-01-25から1日間の記事一覧
日銀が25日に公表した12月19、20日開催の 金融政策決定会合の議事要旨で、石田浩二日銀審議委員が 当座預金の超過準備に適用している付利(現行0.1%)の 撤廃とともに、固定金利オペや成長支援・貸出増加支援を 目的とした貸出制度などの適用利率を年0.03%…
米著名投資家のジョージ・ソロス氏は、米国の金融緩和策を 評価した上で、通貨戦争が経済にとり最大の危険、 との考えを示した。 CNBCテレビとのインタビューで語った。ソロス氏は米連邦準備理事会(FRB)による 月額850億ドルの債券購入プログラムについて …
オランダのルッテ首相は、ユーロ圏離脱は 可能であるべきとの見解を示した。世界経済フォーラムに出席した同首相は、 昨年のギリシャ支援合意によりユーロ圏を 離脱する国はないことが確実になったか との質問に対し、「ユーロ圏全体が無欠で あることが目標…
ドイツ連邦銀行のドンブレト理事が、為替の統制手段として 資本規制を導入することについて、限られた範囲内であれば 適切な場合もあるとし、容認する立場を示唆した。独連銀は長年にわたり資本規制に反対の姿勢を示してきた。ドンブレト理事は24日付の独経…
ドイツのメルケル首相は24日、金融緩和の強化に 踏み切った日本について「懸念していない訳ではない」とし、 通貨安競争のリスクに言及した。スイスのダボスで開催されている世界経済 フォーラム年次総会(ダボス会議)で述べた。為替操作が競争をゆがめる恐…
欧州委員会のレーン委員(経済・通貨問題担当)は24日、 現在のユーロ相場が過大評価されているか分からないが、 通貨安競争は回避すべきだとの見解を示した。世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、 ロイター・インサイダー・テレビのインタビューに…
国際通貨基金(IMF)の首席エコノミスト、 オリビエ・ブランシャール氏は23日、 先進国の緩和的な金融政策と財政政策により 「通貨戦争」が発生するリスクがあるとの考えは 誇張されたもので、現時点では適切ではない との見方を示した。ブランシャール氏は…
国際通貨基金(IMF)は23日、世界経済見通しの 改定を発表し、2013年の成長率見通しを下方修正した。予想外に長引くユーロ圏のリセッション(景気後退)や 日本経済の低迷が今年の世界経済を圧迫するとの見方を示した。その上で、来年は成長が加速し、2010年…
カナダ銀行(中央銀行)は23日、 政策金利である翌日物金利を1%に据え置いた。だが利上げ時期については、過剰能力や低水準の インフレなどを理由に、従来予想からかなり 後ずれする公算が大きいとの見方を示した。中銀は声明で「2%のインフレ目標達成と整…
イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が23日発表した 1月9〜10日の金融政策委員会の議事録で、資産買い入れ 再開の必要性に疑問の声が強まっていることが明らかになった。金融政策委は9対ゼロの全会一致で金利据え置きを決定した。また、資産買い入れ枠の据…
ドイツのアイグナー食糧・農業・消費者保護相は、 ドイツ銀行が農作物を対象とするコモディティ(商品) デリバティブ取引継続を決定したことを批判した。独ハンデルスブラット紙が報じた。「ドイツ銀行は明らかに時代の動向を 認識していない」と述べたとい…
独財務省のコットハウス報道官は23日、ユーロ/円の変動は レンジ内にとどまっており、両通貨の間に競争的な 切り下げはないとの考えを示した。同報道官は、「過去数年間のユーロ/円相場はレンジ内に とどまっている」とし、競争的な通貨切り下げの動きは …
ドイツのメルケル首相は23日、欧州連合(EU)と英国は 妥協点を探る用意をしておく必要があるとの考えを示した。英国のキャメロン首相はこの日に行った演説で、 EUにおける英国の役割を改革し、EU残留の 是非を問う国民投票を2017年末までに実施する方針を表…
日銀は23日、前回の金融政策決定会合で決定した 2%の物価上昇率目標について、成長力強化の進展で 現実の物価に加えて予想物価上昇率も上がることが 想定されるとし、「競争力と成長力の強化に向けて、 政府に期待される役割も大きい」との見解を示した。物…