ドイツ、英国がEUの積極的な一員であること望む=メルケル首相

ドイツのメルケル首相は23日、欧州連合EU)と英国は
妥協点を探る用意をしておく必要があるとの考えを示した。

英国のキャメロン首相はこの日に行った演説で、
EUにおける英国の役割を改革し、EU残留
是非を問う国民投票を2017年末までに実施する方針を表明。

これについてメルケル首相は記者団に対し、「ドイツとしても、
個人的にも、英国がEUの積極的な一員であることを
望んでいる」と述べた。

その上で、「英国が示した意向について話し合う用意がある。
ただ、それぞれの国はそれぞれの意向を持っていることを
常に念頭に置き、公平な妥協点を探る必要がある」との考えを示した。