2015-01-01から1年間の記事一覧

ドル円、120円前後でもみ合いか

今週の為替相場は、レンジ圏での動きを継続か。昨年末の為替市場は、落ち着いた動きとなりました。年初となる、今週の為替相場も、昨年末の動きを 継続して、レンジ圏での動きが想定されます。今週は、米国で雇用統計が発表されます。非農業部門の新規雇用増…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。年始の薄商いの中で発表される経済指標に 対する注目は、大きくないと考えています。今年の為替相場の流れを占う年始の相場の動きに 関心が集まっていることで、本来なら経済指標の 発表が大きな材料になるので…

2015年9月末の世界の外貨準備、ドル比率が上昇=IMF

国際通貨基金(IMF)が30日公表した 9月末時点の外貨準備統計によると、各国が 外貨準備として保有する通貨の比率は米ドルが 64%と、6月末から0.2ポイント上昇した。円は3.8%と横ばいだった。一方、ユーロは0.2%低下の20.3%、 英ポンド横ばいの4.7%横…

2015年末の資金供給量残高、356兆円と過去最大を更新

日銀が30日発表した資金供給量の2015年末残高は 前年末比29%増(80兆2660億円増)の 356兆1400億円と過去最大を更新した。日銀は2014年10月末に実施した追加金融緩和で、 資金供給量を年間80兆円ペースで増加させる目標を 掲げており、計画通り推移したこと…

年末相場は意外に落ち着いた動きに

年末の為替相場は、意外に 落ち着いた動きとなっています。ドル円は120円台前半〜後半で、 ユーロ円は131円代後半〜132円台前半の、 極めて狭い水準での動きが続いています。米国が利上げを行い、日本は超緩和策の 補完的な措置を実施するなど、日米金利差 …

円、高値圏で推移か

今週の為替相場は、円が高値圏で推移か。クリスマス休暇中に、円は対ドルで2カ月ぶりの 高値となる120円付近まで上昇しました。米利上げを睨んで、ドル買いポジションが 膨らんだことに対する巻き返しの動きが出て、 対円でドルが軟調に推移しました。また、…

今週の材料は?

今週は年末年始に当たることで、各国の市場は 休場となるところが多くなっています。クリスマス休暇中に、ポジション調整の ドル売りが強まりましたが、年明けは どうでしょうか?これまでは、クリスマス休暇が終わると、 大きく流れが変わることが多かった…

原油安受けた物価の基調、価格設定行動への変化を注視=日銀金融政策決定会合議事要旨

日銀が24日に公表した11月18〜19日の金融政策決定会合の 議事要旨によると、複数の委員が原油など国際消費市況の下落を 受けて仕入れ価格が低下する中で、企業の価格設定行動に変化が 生じてないか、注視する必要があるとの認識が出ていたたことが 明らかに…

黒田日銀総裁、「デフレ脱却視野」で経営者に投資拡大と賃上げ促す

黒田日銀総裁は24日、東京都千代田区の経団連会館で講演し、 「15年にわたり解消できなかったデフレの脱却が確実に視野に 入ってきた」と述べ、日銀の大規模金融緩和の効果に自信を示した。会場の企業経営者らには「今が決断すべき時期。日本経済は 反転攻勢…

中国中央経済会議、財政出動拡大へ・景気対策を優先

中国共産党・政府が2016年の経済政策を討議する 年1回の中央経済工作会議は21日、景気てこ入れの ため財政出動を拡大するとともに、企業向けの減税を 進めることを決めて閉幕した。経済成長の減速に歯止めがかからない現状を 深刻に受け止め、景気対策を優先…

緩やかな回復判断を維持=最後の金融経済月報

日銀は21日、最後の金融経済月報 (12月)を発表した。日銀は毎月の金融政策決定会合での議論を踏まえて、 最新の経済・金融情勢の分析を月報として公表してきた。来年から決定会合を年8回に削減するのを機に、 1998年から続けてきた報告書の作成をやめるこ…

薄商いの中、乱高下も

今週の為替相場は、欧米市場を中心に クリスマス休暇に入ることで、薄商いの 相場展開になると思います。先週、米国が想定どおりに利上げを行ったことや、 日銀が超緩和策の補完的な措置を取ったことなど、 大きな材料は出尽くしました。ドルは、米利上げ前…

今週の材料は?

米国の利上げや日本の金融政策の 補完的措置発表を受け、大きな材料が 出尽くした感がある中で、今週も各国で 経済指標の発表があります。ただ、今週は欧米市場を中心に クリスマス休場に入る市場が多く、 経済指標の発表もあまり注目されるものと ならない…

補完措置は追加緩和でない=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は18日の記者会見で、 同日決定した補完措置について「追加緩和に あたらない」と述べた。また、「追加緩和をしなければいけないときには、 当然思い切ったことをやる必要がある」と述べた。

日銀、量的・質的緩和の補完措置導入=ETF買い入れ3000億円増額

日銀は18日の金融政策決定会合で、量的・質的 金融緩和を補完するための措置を導入することを決めた。株価指数連動型の上場投資信託(ETF)の買い入れ拡充が 柱で、現行の年間3兆円に加え、「設備・人材投資に 積極的に取り組んでいる企業」の株式を対象とす…

ユーロ圏は緩やかな成長続く、リスクは下向き=ECB経済報告書

欧州中央銀行(ECB)は17日に公表した経済報告書で、 ユーロ圏では当面緩やかな成長が続き、向こう2年間で 伸びが加速するとの見通しを明らかにした。ただ下振れリスクも存在すると指摘している。労働市場の改善を背景とした個人消費の伸びが 今後も成長をけ…

米FRB、9年半ぶり利上げ

米連邦準備制度理事会(FRB)は15、16両日の 連邦公開市場委員会(FOMC)で、リーマン・ ショック後の未曽有の金融危機に対応して 導入した事実上のゼロ金利を解除することを決めた。政策金利を17日付で0.25%引き上げる。利上げは2006年6月以来9年半ぶりで…

大企業製造業の景況感、前回調査比横ばい=12月の日銀短観

日銀が14日発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業製造業がプラス12と前回9月調査から横ばいとなった。 「造船・重機等」「化学」「鉄鋼」などの業種で改善が目立っている。 一方、大企業…

米金融政策変更は織り込み済み

今週の為替相場は、米国の金融政策が 大きな関心を集めることになると思います。市場では、米国の超緩和策の解除は 既に織り込んだとの見方が支配的と なっています。これまで発表された米経済指標や、米FRB高官などの 発言を見ると、今回のFOMCでは、超緩和…

今週の材料は?

今週は、各国で経済指標の 発表が目白押しです。中でも、現地16日に発表される 米FOMCの結果が気になります。米国の超緩和策の終了が 発表されることは確実視されています。雇用統計など、米経済指標が底堅い動きを 見せていることや、FRBが注視していた雇用…

物価2%上昇は想定しにくい=佐藤日銀審議委員

日銀の佐藤健裕審議委員は7日、奈良市で講演し、 基調的な物価上昇率が日銀が目標とする2%に 到達する可能性について、「相応の賃金上昇などを 見ていない現時点では、人々の(物価上昇)期待が そこまで強気化することは想定しにくい」と述べた。日銀が物…

黒田日銀総裁、マイナス金利採用を否定

日銀の黒田東彦総裁は7日、民間銀行などが 中央銀行にお金を預ける際に金利を徴収する 「マイナス金利」について、「採用すべきだ とは思わない」と述べ、否定的な見解を示した。都内で開かれた金融関連のフォーラムで 講演し、聴衆からの質問に答えた。マイ…

米利上げ織り込みも125円に届かず?

今週の為替相場は、いよいよ米国の利上げを 織り込む動きになる可能性が予想されます。欧州では、ECBが追加緩和を実施しましたが、 中途半端な追加緩和に終わったとの批判が 市場では強まっています。欧州のデフレへの対応策としては、 思い切った追加緩和が…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。先週は、ECBが追加緩和の期間延長や、 マイナス金利幅の拡大など、引き続き緩和策を 継続していますが、超緩和策の拡大などが 想定されていただけに、超緩和策が不十分との 見方が広がりました。今週発表される…

金融政策手段に制限ない=ドラギECB総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は4日、 ニューヨークで講演し、「ECBの金融政策手段に 制限はない」と述べ、一段の金融緩和の可能性に 含みを持たせた。前日決定した追加緩和策が期待に届かなかったため 市場に広がった失望感の払拭に努めたと見られる。同…

ECB、量的金融緩和を半年延長

欧州中央銀行(ECB)は3日、フランクフルトで 定例理事会を開き、追加金融緩和を決めた。独仏伊を中心とするユーロ圏の国債などを買い取り、 市場に大量のお金を注入する量的金融緩和の実施期間を 半年間延長し、少なくとも2017年3月までは続けるとした。ま…

ECBの追加緩和策を見極めへ

今週の為替相場は、3日に予定されている 欧州中央銀行(ECB)の追加緩和策を 見極める動きとなると思います。市場は、既に追加緩和策の実施を想定しており、 ユーロは追加緩和を織り込んでいる状態で、 ユーロが軟調に推移しています。これまで、ECB高官やEC…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。この中、注目されるのが12月3日に 開催されるECB理事会です。事前のECB高官などの発言で、 追加緩和策が決定されるとの思惑が強まっています。市場の殆どが追加緩和を読んでいるだけに、 追加緩和が行われてもサ…

物価2%「2016年度末から2017年度初め」=白井日銀委員

日銀の白井さゆり審議委員は25日、島根県の松江市で講演し、 消費者物価が目標の2%程度に近づくのは2016年度末から 2017年度初めとし、日銀の中心的な見通しよりも慎重な 見解を示した。足元の物価低迷はエネルギー下落に伴う一時的なものとし、 現時点で金…

国民はデフレ脱却と評価、政策現状維持重要=日銀議事要旨

日銀が25日公表した議事要旨によると、10月30日の 金融政策決定会合では、物価上昇率がゼロ%であっても 家計は物価が上がっていると認識しており、デフレから 脱却しつつあるとの指摘が出ていたことが分かった。同会合で日銀は2%の物価目標達成時期を延期…