2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。 各国の金融政策を占う上で、大事な材料となるものと思われます。 ただ、今はトランプ大統領がメキシコに対して関税を課するとの発言を行ったことが大きな材料になっていることで、再び、金融市場は発言を意識す…

ドルは108円台後半に下落

31日の外国為替市場では、ドルは対円で108円台後半に下落しました。 朝方は109円台後半でドルは底堅く推移していましたが、トランプ米大統領がメキシコに関税を課すと表明すると、ドル売りが強まる動きとなり、米長期金利が低下したこともあって、ドル売りが…

31日の経済指標

【日本】5月に地域経済動向、8地域で景況判断下げ内閣府は31日発表した5月の地域経済動向で、全国12地域のうち東北、北関東、南関東、甲信越、北陸、近畿、中国、四国の8地域で前回調査(2月)から景況判断を引き下げました。米中貿易摩擦の激化に伴う中国経…

30日の経済指標

【米国】第1四半期の米GDP改定値は前期年率3.1%増と小幅下方修正米商務省が30日発表した第1四半期の実質国内総生産(GDP)の改定値は年率換算で前期比3.1%増と、速報値の3.2%増から小幅に下方修正されました。2018年第4四半期は2.2%増でした。

トランプ米大統領、メキシコ製品に最大25%の制裁関税

トランプ米大統領は30日、メキシコが不法移民対策を講じなければ、同国からの全輸入品に最大25%の制裁関税を課すと表明しました。それによると、6月10日から5%を適用し、段階的に引き上げて10月1日に25%にする計画です。不法移民問題はトランプ政権の看板…

ドル円は109円台後半で小動き

30日の外国為替市場では、ドル円相場は109円台後半で小動きとなっています。 米中貿易摩擦が早期に収束する動きが見られない中で、安全資産とみられているドルや円、スイスフランに買いが入りました。 この中、資源国通貨の豪ドルやNZドル、南アランド、ブラ…

29日の経済指標

【ドイツ】 5月の独失業率は5.0%に上昇 ドイツ連邦雇用庁が29日発表した5月の統計によると、失業率は5.0%に上昇しました。 失業者数は前月から6万人増加し227.9万人となりました。 【フランス】 第1四半期の仏GDP改定値は前期比0.3%増 フランス国立統計経…

カナダ中銀、政策金利を据え置き

カナダ銀行(中央銀行)は29日、政策金利を1.75%に据え置きました。 経済減速が一時的である兆候が多く見られ、第2四半期には成長が加速するとの見方を示しています。 中銀は現在の金利が依然として「適切」との文言を踏襲し、インフレ率は今後数カ月間で中銀…

米FRB公定歩合議事要旨、全12地区連銀が据え置き支持

米連邦準備理事会(FRB)が28日公表した4月の公定歩合会合議事要旨で、12地区連銀が連邦公開市場委員会(FOMC)前に公定歩合の3%据え置きを全会一致で支持していたことが分かりました。 議事要旨によると「金融政策に対する現状のスタンスを維持することが適切…

米財務省の為替報告書、日本や中国など9カ国を監視対象に

米財務省は28日に公表した半期に一度の為替報告書で、主要貿易相手国を為替操作国と認定することを見送りました。 ただ、日本や中国など9カ国について、監視の対象になるとしています。 財務省は今回、通貨政策分析の対象となる主要貿易相手国・地域を21に拡…

28日の経済指標

【ユーロ圏】5月のユーロ圏景況感指数は105.1欧州連合(EU)の欧州委員会が28日発表した5月のユーロ圏景況感指数は105.1で、前月の103.9から上昇しました。前月まで10カ月連続で低下していましたが、サービス業に加え、製造業、消費者の間でも楽観的な見方が…

ドル円相場は109円台半ばで推移

28日の外国為替市場では、ドル円相場は109円台半ばで推移しています。 朝方は、ややドル買いが優勢となり、ドル円は109.63円付近までドルが上昇しましたが、その後はドル売りが出て、109円台半ばで推移しています。 特に、クロス円で円買いが持ち込まれると…

米中貿易戦争、ドルにとっては弱い材料に

今週の為替相場は、これまで米中貿易戦争がドルにとっては強い材料とみられていましたが、実際に米経済指標が悪化していることや、米経済の悪化から米国は利下げを行う可能性が出てきたなどの見方から、ドルが軟調に推移するのではないかとの見方が強まって…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が予定されています。 米中貿易交渉がまとまらない中で、各国の経済に悪影響を与えている例が散見される中で、今週発表される経済指標に表れるのか否か、注目されます。 特に米国の経済指標では、中国との対立が強まる中で、経済…

24日の経済指標

【日本】2018年の対外資産は1018兆円と7年連続で過去最高麻生財務相は24日の閣議で2018年末の日本の対外資産・負債残高を報告しました。それによると、政府や企業、個人が海外で保有する対外資産残高は前年末比0.5%増の1018兆380億円となり、7年連続で過去…

メイ英首相が辞意を表明

メイ英首相は24日、欧州連合(EU)離脱をめぐる混迷の責任を取り、辞意を表明しました。野党の支持を頼りに離脱案の議会承認を目指したことに与党・保守党が反発し、不信任を突き付ける構えをちらつかせていました。6月7日に保守党の党首を辞任、後任の選出を…

ドル円は110円付近で推移

23日の外国為替市場では、ドル円相場は午後にかけては110円台前半の狭い水準で推移していましたが、夕刻になると、一段の下落を見せ、110円前後にドルが下落しました。 欧州では、欧州議会の投票を前に、反欧州勢力が台頭するとの見方が強まる中で、ユーロ売…

23日の経済指標

【ユーロ圏】5月のユーロ圏総合PMI速報値は51.6に小幅上昇IHSマークイットが23日発表した5月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.6 で、前月の51.5から小幅上昇しました。製造業PMI速報値は47.9から47.7に低下し、好不況の分かれ目となる50を4…

ドル円は110円台半ばで推移

22日の外国為替市場では、ドル円相場は110円台半ばで推移しています。 ドルが底堅い動きを見せた海外市場の流れを受けて、ドルは対円で110円台後半に上昇する動きも見られましたが、その後は110円台前半~央でもみ合いとなっています。 ドル円は110.45円前後…

22日の経済指標

【日本】4月の貿易黒字は604億円財務省が22日発表した4月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は604億円の黒字でした。黒字は3カ月連続でしたが、中国向けの半導体関連品の輸出が減少し、前年同月比で90.3%の大幅減…

21日の経済指標

【米国】4月の米中古住宅販売戸数は前月比0.4%減の全米リアルター協会(NAR)が21日発表した4月の米中古住宅販売戸数は年率換算で前月比0.4%減の519万戸となりました。

ドル円は110円台前半で小動き

21日の外国為替市場では、ドル円相場は110円台前半での小動きとなっています。 前日のNY市場では、ドルが横ばい圏で推移しました。 パウエル米FRB議長の講演での発言待ちムードが強まりましたが、パウエル議長の発言は金融市場に影響を与えるものとならなか…

パウエル米FRB議長、米企業の負債拡大を警戒

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は20日、歴史的な水準に膨らんでいる米国企業の負債について「深刻に捉えている」と警戒感を示しました。フロリダでの講演で語ったもので、格付けの低い企業に負債の増加が集中している傾向を問題視し、「経営者と投…

20日の経済指標

【日本】3月の鉱工業生産確報値は前月比0.6%低下経済産業省が20日発表した3月の鉱工業生産指数確報値は、前月比0.6%低下の102.2でした。速報値の101.9からは小幅上方修正されました。出荷指数は1.3%低下の100.9、在庫指数は1.4%上昇の103.8となり、いず…

ドル円相場は110円台前半で小動き

週明け20日の外国為替市場では、ドル円相場は110円台前半で小動きとなっています。 前週末のNY市場で110円台前半で取引を終えた流れを受けて、ドル円は110円台前半の狭いレンジでの小動きが続いています。 朝方発表されたわが国の第1四半期のGDP速報値が底堅…

20日の経済指標

【日本】第1四半期の国内総生産は前期比0.5%増、年率2.1%増内閣府が20日発表した2019年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.5%増、年率換算で2.1%増となりました。プラスは2四半期連続でした。米中貿易摩擦の影響で…

ドル、基本はレンジj圏で推移か

今週のドル円相場は、基本はレンジ圏での推移が予想されます。 米中貿易摩擦が、厳しくなる中で、ドルは対円で軟調な動きとなり、一時は108円台に下落する動きが見られました。 ただ、米経済指標が堅調に推移したことや、米中貿易交渉も妥協の余地があるので…

17日の経済指標

【米国】 5月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は102.4に上昇 米ミシガン大学が17日発表した5月の消費者信頼感指数(速報値)は102.4で、前月から5.3%上昇し、2004年以来の高水準となりました。 現況指数は112.4、期待指数は96.0でした。 また、5年先の期…

ドル円は109円台後半で推移

17日の外国為替市場では、ドル円相場は109円台後半で推移しています。 欧州議会選挙を控える中で、ユーロがイタリアの財政問題で下落し、発表された米経済指標が堅調だったことや、米株価が上昇、米長期金利も上昇していることなどを材料にドルが上昇しまし…

16日の経済指標

【日本】4月の企業物価指数は前年比プラス1.2%日銀が16日発表した4月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数は前年比でプラス1.2%となりました。プラスは28カ月連続で、3月に比べて上昇幅は小幅縮小しました。 【フランス】第1四半期の仏失業…