2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

マイナス金利策の影響は

今週の為替相場は、日銀が初のマイナス金利策を 導入した影響がいつまで続くか、関心が集まるものと 思います。米FOMCでは、金融政策の変更は行われず、 3月の金融政策変更も慎重な表現で、 その可能性については、決めつけることが 出来ないものとなりまし…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。各国の足元の経済の 動向が注目されます。この中、米国では1月の 雇用統計が発表されます。市場の事前予想では、非農業部門の新規雇用者は 20万人増にとどまる見通しで、場合によっては 20万人を割り込む可能性…

マイナス金利導入で、物価目標の早期実現狙う=黒田日銀総裁

黒田日銀総裁は29日の記者会見で、 「できるだけ早期に物価目標を実現するために マイナス金利付き量的・質的金融緩和を導入した。 今後必要な場合にはさらに金利を引き下げる」 と述べた。

日銀が初のマイナス金利導入

日銀は29日の金融政策決定会合でマイナス金利を 導入する追加金融緩和を決定するとともに、 年間約80兆円のペースでマネタリーベースと 長期国債の保有残高を増加させるこれまでの 方針は維持した。ETF(上場投資信託)やREIT (不動産投資信託)の買入額も…

甘利経済再生相が辞任=「政治とカネ」で引責

甘利明経済再生担当相は28日夕、内閣府で記者会見し、 千葉県の建設業者側から現金計100万円を受領したことを 認めるとともに、「国政の停滞を避けたい」などとして、 辞任する意向を明らかにした。安倍晋三首相の盟友で、経済政策「アベノミクス」の 司令塔…

米FOMC、政策金利据え置き

米連邦準備制度理事会(FRB)は26、27両日、 連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、政策金利を 0.25〜0.5%に据え置くことを決定した。会合後に発表された声明では、「雇用は一段と改善した」 と述べたものの、「昨年後半の成長は鈍化した」と 指摘した。ま…

日米の金融政策を注目

今週の為替市場は、日米の 金融政策を注目する展開になりそうです。年初来、ドルは対円、対クロス通貨で 軟調な動きを見せていました。株安、原油安を背景に ドル売りが強まりました。リスク回避のドル売りが強まりました。しかし、ドラギECB総裁が3月の 追…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。年初来、株価の下落や原油価格の 急落を受けて、金融市場は大きな変動が ありました。株価や原油価格が落ち着きを 取り戻したことで、為替市場にも 落ち着きが出ています。今週は各国の経済指標も気掛かりですが…

ドラギECB総裁、追加緩和を改めて示唆

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は22日、 スイス・ダボスで開かれている世界経済フォーラム 年次総会(ダボス会議)で、ユーロ圏がデフレに 陥るのを阻止するためあらゆる手段を尽くすと述べ、 追加金融緩和への意欲を改めて示した。ドラギ総裁は「ECBには…

ドラギ総裁、3月に追加緩和の可能性を示唆

欧州中央銀行(ECB)は21日、定例理事会を 開催し、金融政策の現状維持を決めた。主要政策金利を過去最低の0.05%で 据え置いたほか、現在の量的緩和政策を継続する。ドラギ総裁は会見で、3月の次回理事会で 追加金融緩和に踏み切る可能性を示唆した。ECBは…

カナダ中銀、政策金利据え置き

カナダ中銀は20日、 政策金利を0.50%に据え置いた。中銀は石油など商品市況の値下がりが経済の 足を引っ張るとした上で、昨年10〜12月期の 成長は失速したと予想し、余剰生産能力が 吸収され始めるのは今年4〜6月期の見込みとした。その一方で「米国需要の…

景気「緩やかな回復基調」維持も金融市場変動に留意=1月の月例報告

政府は1月の月例経済報告で、国内景気の 総括判断を「このところ一部に弱さもみられるが、 緩やかな回復基調が続いている」として、 前月から据え置いた。引き続き消費や設備投資の 改善テンポが鈍いことを踏まえた。先行きについて「金融資本市場の変動の影…

円上値メドを意識へ

20日の外国為替市場では、 円が対ドルで上昇。117円台前半と、最近の 円高値圏で推移しています。NY市場で原油価格が安値で 推移したことなどが要因と なっています。また、前日発表された中国の昨年第4四半期の GDPが予想を下回ったことなども、中国経済の …

原油安止まらず、NY原油は一時28ドル割れ

原油価格の下落が止まりません。連休明け19日のニューヨーク商業取引所 (NYMEX)の原油先物相場は、米欧の 対イラン経済制裁解除を受けて供給過剰懸念が 広がる中、続落した。米国産標準油種WTIの清算値は 前週末比0.96ドル安の1バレル=28.46ドル となった…

台湾「独立派」勝利で、気になる中台関係

台湾の総統選は16日投開票され、野党、 民主進歩党の蔡英文主席(59)が、 与党、中国国民党の朱立倫主席(54)ら 2候補を得票率56%の大差で破り 勝利しました。女性総統の誕生は史上初めて、 就任式は5月20日に行われ、 総統選挙が直接投票制に移行した 19…

流れはドル安・円高

今週の為替相場は、ドル安・円高の 動きを継続するものと思われます。材料は、引き続き、株安、 原油安ということになりそうです。中国発の世界同時株安、イランが原油輸出を 再開する可能性が強まったことによる、 原油の供給過剰懸念、それに中国経済の 先…

今週の材料は?

世界的な株安が続く中で、 今週も各国で経済指標の発表があります。中国経済の不透明感が強まる中で、各国の 経済指標に影響が出ているのか否か、 注目されます。この中、欧州では中央銀行の 政策金利発表があります。今回も、政策金利の行方についてどのよ…

日銀総裁、「追加緩和、現時点で考えず」

黒田日銀総裁は15日の参院予算委員会で、 原油安の影響で日銀が掲げる2%の物価上昇 目標達成が遅れていることに関連し、「現時点で 追加(金融)緩和するという考えはない」と述べた。ただ総裁は「物価の基調に変化があり、 物価目標実現のため必要になれば…

リスク回避の円買い、なお続く

為替市場では、リスク回避の 円買いが継続しています。12日は、米株価の下落が止まったことを受け、 為替市場では円が対ドルで118円台に下落する 動きを見せました。原油価格の下落は続いていたものの、 米株価の売りが止まったことで、 安心感からのドル買…

リスク回避の円買い、なお続く

為替市場では、リスク回避の 円買いが継続しています。12日は、米株価の下落が止まったことを受け、 為替市場では円が対ドルで118円台に下落する 動きを見せました。原油価格の下落は続いていたものの、 米株価の売りが止まったことで、 安心感からのドル買…

米経済拡大も製造業弱い=FRB景況報告

米連邦準備制度理事会(FRB)は13日発表した 景況報告(ベージュブック)で、昨年12月上旬から 1月上旬にかけての米経済は全12地区のうち 9地区で拡大したとした。ただ、ドル高が輸出の足かせとなって製造業の 活動が弱まり、FRBが重視する賃金や物価は ほと…

ドル安・円高の流れ止まらず

為替市場では、ドル安・円高の 流れが止まらない展開となっています。連休明けの東京市場では、当初、ドル円相場は 117円台後半〜118円台前半で推移する動きが 見られましたが、その後は、東証株価が続落基調に あったことや、上海株が依然として軟調に推移…

円、強保合いを継続か

今週の為替相場は、円が強保合いを 継続する可能性が高いと考えています。昨年末、今年初と、円は じり高推移を続けてきました。昨年12月の米国の利上げにも 関わらず、ドルは軟調な動きを 続けてきました。米国の利上げについては、十二分に 織り込んだとの…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。先週末発表された米雇用統計は、 非農業部門の新規雇用が予想を 大幅に上回ったものの、中国株価の 下落や経済の先行き不透明感、さらに 原油価格の下落を背景に、米株価や ドルが軟調な動きを見せました。つま…

円、対ドルで11カ月ぶり117円台に

サウジアラビアとイランの国交断絶、これだけでも 大きなニュースなのに、6日に、北朝鮮が核実験を 行ったことが明らかになるなど、年明け早々、 大きなニュースが流れています。為替市場では、リスク回避の円買いが強まり、 7日の東京市場では円が対ドルで…

米FRB、追加利上げ慎重に判断=FOMC議事録

米連邦準備制度理事会(FRB)は6日、事実上の ゼロ金利政策の終了を決めた昨年12月の 連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公表した。参加者は景気拡大にもかかわらず物価が 低迷していることに対する「重大な懸念」があるとし、 追加利上げは時期を慎重に…

北朝鮮の核実験を強く非難、国連安保理が声明

国連安全保障理事会は6日午前(日本時間7日未明)、 北朝鮮による核実験を巡って緊急会合を開催した。非公開で行われた会合では、中国を含め、 出席した全理事国が核実験を強く非難。今後、新たな安保理決議に向けて協議を 加速させる方針を確認した。安保理…

北朝鮮が「初の水爆実験」実施を発表

北朝鮮は、6日午前に同国初となる 水爆実験を成功裏に実施したと発表した。北朝鮮が核実験を実施するのは 今回で4度目となる。国営の朝鮮中央通信(KCNA)によれば、 小型化された水爆実験は金正恩第1書記の 命令により、日本時間の午前10時半に 実施された…

バーレーンとスーダンなど、イランとの外交関係断絶

バーレーン国営通信によると、同国政府は4日、 イランとの外交関係を断絶すると発表した。バーレーン政府は理由について、イランで サウジアラビアの大使館や領事館が襲撃されたことを 挙げて、「国際協定に違反している」としている。バーレーンではイスラ…

サウジアラビア、イランと断交

サウジアラビアのジュベイル外相は3日、 首都リヤドで記者会見し、イランとの外交関係を 断絶すると発表した。イスラム教スンニ派の盟主であるサウジアラビアが シーア派の法学者を処刑したことに抗議し、 シーア派の大国であるイランの首都テヘランの サウ…