北朝鮮の核実験を強く非難、国連安保理が声明

国連安全保障理事会は6日午前(日本時間7日未明)、
北朝鮮による核実験を巡って緊急会合を開催した。

非公開で行われた会合では、中国を含め、
出席した全理事国が核実験を強く非難。

今後、新たな安保理決議に向けて協議を
加速させる方針を確認した。

安保理は会合後、声明を出し、「過去の安保理決議と
核不拡散体制への明確な違反であり、国際社会の
平和と安全への明らかな脅威だ」として北朝鮮
非難した。

会合は日本と米国、韓国が開催を要請した。

声明の内容は安保理が全会一致で決定した。

議長国を務めるウルグアイ
エルビオ・ロセリ国連大使が発表した。

過去の安保理決議では北朝鮮が核実験を実施した場合、
「更なる重要な措置を取る」と明記されており、
声明では「新しい安保理決議に盛り込む措置について
早急に協議を始める」としている。