米FRB、追加利上げ慎重に判断=FOMC議事録

米連邦準備制度理事会FRB)は6日、事実上の
ゼロ金利政策の終了を決めた昨年12月の
連邦公開市場委員会FOMC)の議事録を公表した。

参加者は景気拡大にもかかわらず物価が
低迷していることに対する「重大な懸念」があるとし、
追加利上げは時期を慎重に判断する考えを示した。

FRBのイエレン議長らFOMCの参加者は、
年2%の物価上昇目標を中期的に達成できるめどが
立ったとして、9年半ぶりの利上げを全会一致で
決めた。

ただ、議事録によると、数人の参加者が
原油安やドル高で物価が想定通りに上がらない
恐れがあるとの認識を表明した。