2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

こう着感、続くか

今週の為替相場は、こう着感がなお継続するか。それなりに材料が出ているものの、こう着相場を 抜け出すにまでは至っていない動きが続いています。ドル買いも、ドル売りも、方向感が 出にくい展開が続いているわけです。いつもなら、3月の年度末相場というこ…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。米国では雇用統計の発表が気になります。新規雇用が前回は予想を下回ったことで、 今回はどうなるのか。あるいは、前回改善した失業率が 悪化するのか否か、注目しています。この中、欧州ではECB理事会、 イング…

ベルギー格付け見通し、「ネガティブ」から「安定的」に変更=S&P

S&Pは28日、ベルギーの格付け見通しについて、 国や経済の改革進展を評価し「ネガティブ」から 「安定的」に引き上げた。格付けは「AA/A−1+」で据え置いた。S&Pは、「安定的」という見通しは、ベルギーの 信用基準の安定化や、今後の格上げや格下げの 確率…

不動産市場の回復、英経済にプラス=デール英中銀理事

イングランド銀行(英中銀)のデール理事は、 ブルームバーグとのインタビューで、 国内不動産市場の回復は英経済にプラスであり、 今のところ景気過熱のリスクはないとの認識を 示した。理事は「住宅市場で起きているのは、 これまでの休眠状態から、正常に…

ウクライナ金融支援でIMFなどと協議を、ロシア大統領が政府に指示

ロシアのプーチン大統領は政府に対し、 ウクライナと経済・通商分野での話し合いを続け、 金融支援に関して国際通貨基金(IMF)や 8カ国(G8)メンバーなど国外のパートナーと 協議するよう指示した。大統領府がウェブサイトに 公開した声明で明らかになった…

物価目標の達成、雇用環境次第である程度時間かかる=白井日銀審議委員

日銀の白井さゆり審議委員は27日に米国の コロンビア大学で講演し、2%の物価安定目標達成までの 期間について、日本の雇用・所得環境の改善ペース次第では、 ある程度時間がかかる可能性があるとの認識を示した。2%目標が安定的に持続するまでには、 さら…

米議会、仮想通貨の規制手段を検討する必要=FRB議長

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は27日、 米議会はビットコインを含む仮想通貨を規制する 法的手段について検討する必要があるとの見解を示した。世界有数のビットコイン取引所とされるMt.GoX (マウント・ゴックス)は25日、取引を 全面停止すると発…

イエレン米FRB議長「景気減速は寒波が一因」、緩和縮小継続を示唆

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は27日、 上院銀行委員会で証言を行い、最近の米経済の弱含みは 異例の寒波が一因であるようだとの見方を示し、 量的緩和の縮小を継続する方針を示唆した。天候が本当に景気減速の要因かどうか、FRBは 状況を注視して…

消費者物価コア指数のみを参照せず=佐藤日銀審議委員

日銀の佐藤健裕審議委員は27日、都内で講演し、 物価をみるに当たり消費者物価指数の生鮮食品を 除いたコア指数のみでなく、様々な指標を みていると指摘。生鮮食品を含んだ総合指数はすでに日銀が 目指している物価目標の2%に近いと述べた。消費増税で物価…

英政策金利、今後は長期平均の5%を大きく下回る公算=マイルズ委員

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)の マイルズ委員は、英政策金利の「新たな標準」はこれまでの 長期平均である5%を大きく下回る水準になるとの見方を 示した。住宅ローンに絡むコストの上昇などが理由としている。マイルズ委員は英紙ヨ…

ECB、来週の理事会で利下げを検討=スロベニア中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーを務める スロベニア中銀のヤズベツ総裁は27日、 現在の状況において金利引き下げが適切で 十分な政策手段であるか、来週6日の 理事会で検討すると明らかにした。総裁は、ドイツ連銀の会合の合間に記者団に対し 「何よりも…

銀行の自国国債大量保有、金融安定への脅威に=独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの バイトマン独連銀総裁は27日、銀行が自国の 国債を大量保有することは金融安定への脅威と なり得るとの認識を示した。独連銀主催の会議向け講演原稿で述べた。総裁は、リスク管理の 最重要ルールは分散投資と指摘。「し…

英国のEUに対する希望をすべてかなえるのは不可能=独首相

メルケル独首相は27日に英議会両院で演説し、 キャメロン英首相に対して、英政府の利益のために 欧州連合(EU)の抜本的な再編を約束する 用意はないと表明した。ただ、EUには改革が必要な部分もあり、 英国はEUを離脱するべきではないと述べた。両院で演説…

ECB総裁がデフレ否定、物価安定への下方リスクに警戒

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は27日、 ユーロ圏はデフレに陥っていないが、ECBは 物価安定に対する潜在的な下方リスクを 警戒しており、必要なら行動する用意が あるとの見解を示した。ただ、3月6日の理事会でECBが何らかの 措置を決定するかについては…

ユーログループ前議長のユンケル氏、次期欧州委員長に立候補

ユーログループ前議長でルクセンブルク前首相の ジャン・クロード・ユンケル氏は、今年任期満了 となる欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長の 後任候補として正式に名乗りを上げた。欧州人民党(EPP)は27日、 ユンケル氏の立候補を発表。ラトビア前首相のバ…

中国外為当局、元安の国内銀行・企業への影響調査=銀行筋

中国国家外為管理局(SAFE)は、最近の 人民元急落を受けて、国内の銀行や企業の 外為取引に及ぼす影響について調査に着手した。銀行筋が27日、明らかにした。為替予約の決済額やデフォルト(債務不履行) もしくは返済延期件数の変動に加え、スワップや オ…

住宅ローン債権回収業者がサブプライム扱う可能性懸念=ムーディーズ

格付け会社ムーディーズは、米オクウェン・ ファイナンシャルのような住宅ローン債権回収業者が、 中核事業での規制強化を受けてサブプライム住宅 ローンに手を広げる可能性があると警告した。米規制当局は住宅バブル崩壊後の住宅ローン 債権回収業の急成長…

米検察、マウント・ゴックスなどビットコイン業者に召喚状

米ニューヨーク州の連邦検事は、東京に本拠を置く Mt.Gox(マウント・ゴックス)を含む仮想通貨 ビットコイン取り扱い業者から、ここ数週間に 受けたサイバー攻撃にどのように対処したか、 事情を聴取する。 関係筋が26日、明らかにした。関係筋によると、ニ…

近い将来の利上げは計画していない=マイルズ英中銀委員

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会の マイルズ委員は26日、近い将来の利上げは 計画していない、と述べた。同委員はBBCテレビとのインタビューで「現時点で、 われわれの目的は、非常に近い将来に利上げを しないことだ。なぜなら、インフレは目…

英中銀利上げ、来春かどうかに議論過度に集中=ブロードベント金融政策委員

イングランド銀行(英中銀)のブロードベント金融政策委員は 26日、来春に利上げがあるかとの議論に焦点が 当てられすぎていると指摘、正確な時期は 重要でないとの考えを示した。同氏はCNBCとのインタビューで「(利上げ)時期を 特定する指針を示したこと…

英中銀、将来の利上げは慎重なペースと想定=デール理事

イングランド銀行(英中央銀行)のデール理事は26日、 利上げを近く実施する計画はないと言明し、 利上げする段階となればペースは緩やかになる との見通しを示した。理事はBBCラジオとのインタビューで、 「われわれは近い時期の利上げを 考えてはいない」…

ECB、金融政策を「あらゆる角度から検討」=メルシュ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は26日、 金融政策スタンスについてECB当局者は広い角度で 検討していると言明した。ECBは来週の理事会で政策決定を行う。2月の理事会後には、追加緩和の必要性を 判断するためにはユーロ圏の成長や インフレについて…

景気下振れ「心配してない」=石田日銀審議委員

石田浩二日銀審議委員は26日、さいたま市で 記者会見し、日銀が「経済・物価情勢の展望 (展望リポート)」で示しているシナリオが 下振れる可能性を現時点で真剣に心配している わけではない、と語った。今後の金融政策運営では、上下双方向のリスクを 点検…

消費増税の影響を考慮しても、潜在成長率上回る成長続ける=日銀総裁

黒田東彦日銀総裁は26日、衆院予算委員会・第3分科会に 出席し、日本経済について、消費増税の影響を受けつつも、 輸出の回復や経済対策などにより基調として潜在成長率を 上回る成長を続けるとの見方を示した。福田昭夫委員(民主)の質問に答えた。黒田総…

米NY連銀総裁、外銀規制の正当性を主張

米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は 「大き過ぎてつぶせない」銀行が破綻した 場合に外国の規制当局がどのように対応するか 不透明と述べ、米国内で業務展開する外国銀行に 対する連邦準備理事会(FRB)の資本規制強化策の 正当性を主張した。26日に行う講…

米FRB、3月20日にストレステスト結果発表

米連邦準備理事会(FRB)は25日、銀行の 年次ストレステスト(健全性審査)の結果を 3月20日に発表すると明らかにした。今回のストレステストは 大手30行が対象となった。テストでは景気後退に耐え得る資本を十分に 備えているかを審査するが、今回は8行に対…

1月の米公定歩合会合議事録、ミネアポリス地区連銀が利下げ要求取り下げ

米連邦準備理事会(FRB)が25日公表した 1月の公定歩合会合の議事録で、これまで公定歩合を 0.25%ポイント引き下げ0.5%とすることを求めていた ミネアポリス地区連銀が他の8連銀と歩調を合わせ 据え置きを求めていたことが分かった。フィラデルフィア、カ…

英最低賃金委、インフレ率超える3%の最低賃金引き上げを勧告

英国政府に最低賃金について勧告している独立機関、 最低賃金委員会(LPC)は、2008年以来初めて インフレ率を上回る賃上げを勧告した。生計費上昇に苦しむ低所得者を 支援する必要があるとしている。LPCは3%の最低賃金引き上げを勧告。政府は通常、LPCの勧…

ドイツの富の分配状況、ユーロ圏で最も不平等=経済研究所

ドイツ経済研究所(DIW)の調査で、ドイツにおける 富の分配状況が、ユーロ圏諸国のなかで最も不平等と なっていることが分かった。調査によると、最富裕層は国民の1%で、 少なくとも80万ユーロ(109万ドル)の 個人資産を保有。一方、成人の25%以上が無資…

ユーロ圏に現時点でデフレリスク見られず=プラートECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は、 現時点でユーロ圏にデフレリスクや人々が 消費を先送りする兆候は見られない との認識を示した。25日付のベルギー紙スタンダルドが伝えた。専務理事は同紙のインタビューで、インフレ率が 長期間低水準にとどまる…