英中銀利上げ、来春かどうかに議論過度に集中=ブロードベント金融政策委員

イングランド銀行(英中銀)のブロードベント金融政策委員は
26日、来春に利上げがあるかとの議論に焦点が
当てられすぎていると指摘、正確な時期は
重要でないとの考えを示した。

同氏はCNBCとのインタビューで「(利上げ)時期を
特定する指針を示したことは無いし、示そうとも思わないし、
示すことはない」と述べた。

その上で、今後5年間の平均金利が投資決定により重要で、
平均金利は最初の利上げ時期に左右されないとの見方を示した。

BOEは今月、市場が来年第2・四半期の
利上げを織り込んでいると指摘。

市場予想に沿った利上げは、消費者物価指数
(CPI)上昇率をBOEが目標とする2%近くに
維持することと整合的だとの見解を示している。

同氏はまた、チャーリー・ビーン副総裁
(金融政策担当)の後継に自身が名乗りを
上げたかについて確認を避けた。