2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

米利上げの確度を見極めへ

今週の為替相場は、米国の利上げの 確度を見極める動きが続くと思います。米国では、発表された経済指標が 米景気の底堅い動きを見せています。また、今週発表される米雇用統計も 堅調な数字が発表される可能性が 強まっています。米国では、先に発表されたF…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。米国では雇用統計の発表があります。失業率は前月に比べ0.1%低下の4.9%が、 非農業部門の新規雇用者は16万人増が 予想されています。米国では、FRB幹部の発言で次の利上げの時期が 迫っていますが、雇用統計は…

イエレン米FRB議長、利上げ「数カ月内が適切」

米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は27日、 マサチューセッツ州のハーバード大での会合で 「想定通りに成長が加速し雇用改善が続けば、 数カ月内に利上げするのがおそらく適切だ」と 明言した。6月か7月の金融政策会合での 利上げに前向きな姿勢を…

ドル円は109円台央〜後半で小動き

26日の外国為替市場は、朝方こそ110円台前半で ドルが底堅い動きを見せていましたが、その後は 109円台半ばに円が上昇する動きを見せました。ただ、円買いは続かず、その後は 109円台後半で小動きとなっています。前日のNY市場では、米国の6月の利上げの可能…

カナダ中銀、政策金利を据え置き

カナダ中銀は25日、政策金利を0.5%に据え置くとともに、 アルバータ州での大規模な森林火災の影響で4〜6月期の 経済成長がマイナスになるとの見通しを示した。中銀は暫定的な試算として、森林火災とそれに伴う 石油生産停止により、4〜6月期の実質国内総生…

米利上げ巡る思惑で一進一退

24日の外国為替市場は、 ドルが上昇しました。前日発表された米FRBの公定歩合に関する 議事要旨で、前月の2地区連銀から4地区連銀に 引き上げを求める地区連銀が増えたことを 材料にドルを買い戻す動きが強まりました。ただ、ドルを買い戻す動きといっても、…

円、109円台前半に上昇

24日の外国為替市場は、円が対ドルで 109円台前半に上昇しています。仙台G7で、米国が日本の為替介入を けん制する姿勢を示したことが円買いに つながりました。110円台に円が戻したことで、109円台で 推移したことで、麻生財務相も落ち着いた動きと 指摘、…

英財務省見通し、EU離脱ならマイナス成長

英財務省は23日、英国が欧州連合(EU)を離脱した場合、 同国経済は1年にわたってマイナス成長が続くとの見通しを 発表した。投資や消費が冷え込み、離脱後2年で国内総生産(GDP)が 最大6.0ポイント下振れするほか、50万〜80万人が失業するなど、 「直ちに…

日米財務相会談、為替認識に相違

麻生財務相とルー米財務長官は21日、仙台市で 先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に 合わせ会談した。麻生財務相は為替安定の重要性を強調したが、 ルー長官は記者会見で、麻生氏が最近の円高を 無秩序だと表現したことに対し、「無秩序と 呼ぶための…

仙台G7、成長持続へ政策総動員で一致

仙台市で20日から開催された先進7カ国(G7)財務相・ 中央銀行総裁会議は21日、2日間の討議を終えて閉幕した。減速懸念が強まる世界経済の持続的な成長に向けて 財政政策、金融政策、構造改革といった政策手段を 総動員する方針で一致したが、需要を喚起する…

円、下値の堅い動きか

今週の為替相場は、週末の先進7カ国首脳会議(G7)を 睨みながら、円は下値の堅い動きとなるものと思います。仙台での主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)では、 米政府高官が、円相場について「秩序立った状況にあると 引き続き考えている」と語り、…

円相場は「秩序立った状況」=米高官

米財務省高官は20日、先進7カ国(G7)財務相・ 中央銀行総裁会議が開かれている仙台市で、 円相場について「秩序立った状況にあると 引き続き考えている」と語り、円高を 懸念する日本の為替介入を改めてけん制した。高官は「東日本大震災のような危機の後の…

G7、「国際版3本の矢」で協調=麻生財務相

仙台市で開かれている先進7カ国(G7)財務相・ 中央銀行総裁会議は20日、初日の討議を終えた。新興国の成長鈍化などのリスクが山積する世界経済を 議論し、景気を下支えするため財政、金融、構造改革 といった政策手段を総動員する「国際版3本の矢」に G7が…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。米国では6月に利上げ観測が、 FOMC議事録で一気に広がりました。今後発表される経済指標で、その確度を さらに高めるものとみています。欧州では、経済の鈍化が懸念されています。発表される経済指標でそれが確…

ドル円は109円台で推移

20日の為替市場は、109円台後半で 小動きとなっています。前日は、米FOMCで6月の利上げについて 肯定的な声が多かったことを材料に、 110円台前半までドルが上昇しました。この流れを継いで、110円前後で小動きが 続いていましたが、ユーロやスイスフランが …

4月のECB議事要旨、金融政策への批判に対抗する必要

欧州中央銀行(ECB)は19日、4月理事会の 議事要旨を公表した。同理事会では、超緩和政策に対し独政界、銀行、 預金者の不満が強まるなか、「金融政策が もはや物価上昇率を(ECBの目標に)回復させるのに 寄与しないとの見方に対抗する必要がある」との 認…

黒田日銀総裁、追加緩和は躊躇せず

黒田東彦日銀総裁は19日夜、仙台市で記者会見し、 為替政策について「財務省が管轄しており、 特別に申し上げることはない」と述べた。その上で「為替であれ何であれ、物価安定目標の 達成の観点からマイナスの影響が出て目標の達成に 必要であれば、躊躇な…

財政出動の重要性議論=国際経済分析で最終会合

政府は19日、世界経済の動向を内外の有識者と議論する 「国際金融経済分析会合」の第7回会合を開き、 元米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長の クリスティーナ・ローマー米カリフォルニア大教授らを招き、 財政出動の重要性などについて意見を交わした。分…

米FOMC議事録、6月利上げの可能性示す

米連邦準備制度理事会(FRB)は18日公表した 4月の金融政策会合の議事要旨で、早ければ 次回6月会合で利上げがあり得ることを示した。金融市場の「懐疑的」見方を修正し、 追加利上げに向けた地ならしをする狙いが あったとみられる。ただ、今後1カ月で判断…

ドル円は109円台前半で推移

19日の外国為替市場は、 結局、109円台前半で推移しています。朝方は発表された日本のGDPが良い数字だったことや これを受けて株価が上昇したことを睨んで、 円売り・ドル買いが強まりました。しかし、GDPの中身が数字ほど強いものではない との見方が出て、…

ドル円、109円台前半で小動き

17日の外国為替市場は、朝方は109円台前半で推移、 その後、108円台後半で小動きとなっていましたが、 再び109.20円付近と109円台に乗せて推移しています。市場では、日米の経済指標や週末に開催される G7を睨んで、一進一退水位が続くと指摘する声が 出てい…

麻生財務相、G7仙台会合は世界経済の中で必要に応じて為替も議論

麻生太郎財務相は17日、仙台市で開かれる 主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁会議では 「世界経済の中で必要に応じて為替も議論に なってくる」との見通しを示し、「日本としては 為替の安定が一番重要な点だと思っている」と語った。G7仙台会合は20〜21…

米財務省高官、為替相場は秩序ある=日本の見解に反論

米財務省高官は16日、為替相場の動きについて 「ここ数カ月、秩序がある」と明言した。短期間で急激な円高が進行したとの認識を 示している日本側に反論、円売り介入を 改めてけん制した。高官は記者団に対し、「先進7カ国(G7)は 『通貨安競争の回避』をう…

ドル、110円は重いか

今週の為替相場は、ドルの上値の 重さを確認する展開が予想されます。米国の足元の経済が順調との見方が 広がる中で、年内のっ米国の利上げは 年内2回行われるとの読みが出て、ドルを 買い戻す動きが出ましたが、それでも ドルの上値は109円台後半にとどまり…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。足元の経済がどのようになっているのか、 各国共に注目されるものとみています。事前予想を下回る数字が出た場合には、 その反応は大きなものになると考えています。また、今週は20、21日に仙台でG7財務相・ 中央…

「通貨安競争回避」の公約強化を強調=ルー米財務長官、仙台G7で

ルー米財務長官は13日、仙台市で20、21両日に開く 先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で 「通貨安競争回避」の公約を強化すべきだと表明した。ワシントンでの講演した。ルー氏は「ある国が輸出競争力を獲得するため、 自国通貨引き下げに動けば、他国…

黒田日銀総裁、早期の追加策は排除せず

日銀の黒田東彦総裁は13日、東京都内で開かれた 内外情勢調査会で講演し、2月に導入した マイナス金利政策に関連し「効果がはっきりするまで (追加策を)待つということでは全くない」と述べ、 早期の追加緩和を排除しない考えを示した。その上で「量、質、…

ドル、108円台後半に戻す

12日の外国為替市場では、ドルが朝方の安値から 値を戻す展開となり、109円台後半で底堅い動きを 見せています。前日の海外市場では、株価の下落や米企業業績の 冴えない動きを睨んで、ドルは108円台前半に 押される動きを見せました。しかし、ドルの下値で…

4月の日銀会合、必要なら追加緩和を検討

日銀は12日、4月27、28日に開いた金 融政策決定会合での「主な意見」を公表した。それによると、政策委員の一部が「経済・物価ともに 下振れリスクが大きいと考えられ、必要な場合には 追加的な行動を取る」と発言するなど、日銀内で 追加緩和論が広がってい…

円下落、229円台前半に=介入用意発言受ける

9日の外国為替市場では、円が下落しました。対ドルで118円台前半〜央で推移しています。対ユーロでも123円台前半で推移しており、 円高の流れは一休みという感じです。前日、麻生財務相が円相場の動きについて、 「介入の用意がある」と発言したことを受け、…