ドル、108円台後半に戻す

12日の外国為替市場では、ドルが朝方の安値から
値を戻す展開となり、109円台後半で底堅い動きを
見せています。

前日の海外市場では、株価の下落や米企業業績の
冴えない動きを睨んで、ドルは108円台前半に
押される動きを見せました。

しかし、ドルの下値ではドル買いも見られ、
株価が上昇するのもドル買い材料となり、
108円台後半にドルが戻す展開になりました。

ただ、ドルを買い上げる勢いもなく、
108円台後半でもみ合いとなっています。

市場では、目先の大きな材料が見当たらないことや、
ドル売りもドル買いも勢いがない状態で、108〜109円台を
中心に一進一退推移が続くとの見方が聞かれています。