2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
29日の外国為替市場では、ドル円相場は 112円台前半で小動きとなっています。英中銀総裁が利上げに前向きな発言を行ったことや ECB総裁も緩和の縮小に振れたことなど、欧州の 金融政策が引き締め傾向になるのではないかとの 見方が強まり、欧州通貨が堅調な…
28日の外国為替市場では、ドル円相場は 112円台前半にドルが上昇しました。好調な米景気指標や長期金利の上昇を 睨んでドル買いが先行しました。その後、ドラギECBI総裁が大規模緩和を微調整する 可能性を示唆したことを材料に、ドル売り・ユーロ買いが 強ま…
国際通貨基金(IMF)は27日、米経済に関する 年次審査報告を発表しました。トランプ米政権による減税や財政出動が経済成長を 押し上げるとの見方を取り消し、成長率見通しを 下方修正しました。2017、18年とはともに2.1%としています。IMFは声明で、米労働…
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は27日、大規模な 債券買い入れや超低金利といったECBの政策を微調整する 可能性を示唆しました。ただ、同総裁は、いかなる調整も世界的な資金調達環境が 良好かどうかに左右されるとしています。同総裁は、ECBの年次政策フ…
週明け26日の外国為替市場では、ドル円相場は 111円台前半で小動きとなっています。大きな材料がない中で、様子見気分が 広がっています。ドル円は111.30円前後で、ユーロ円は124.60円前後で、 英ポンド円は141.90円前後で、豪ドル円は84.30円前後で 推移し…
日銀は26日、15、16日に開いた金融政策決定会合で 各政策委員から示された「主な意見」を公表しました。委員の一人は2%の物価目標について「金融政策の 自由度を奪っている」と指摘し、「中長期目標に 柔軟化した上で、金融政策の正常化に向けた道筋に 関し…
今週の為替相場は、ドルが軟調な動きとなる 可能性が強まっています。6月の米利上げは予想通りの動きで、その後、 年内にもう1回の利上げが実施されるとの見方が 支配的でしたが、米国の個人消費関連指標や 物価指標が軟調となったことから、米国の 年内利上…
今週も各国で経済指標の発表が 目白押しです。堅調を伝えられる米国の景気についても、 やや陰りが出てきたのではないかとの見方も 浮上しており、米経済指標の動向には注意が 必要だと考えています。欧州でも引き続き、経済指標の動向に関心が 集まりそうで…
23日の外国為替相場では、ドル円相場は 111円台前半で小動きとなっています。年内の米利上げについて前向きな発言が 出ていたものの、足元の経済指標などから 利上げに慎重な声が出るなど、ドルを買う材料が 続かず、ドルは弱保合いとなっています。ドル円は…
22日の外国為替市場では、ドルは 対円で110円台後半に下落しました。米国の株安、債券利回り低下が ドル売りの材料となりました。この日は111円台前半で取引が始まり、 その後110.90円付近までドルは下落しましたが、 ドルをさらに売る動きはなく、111.05円…
日銀は21日、4月26、27日に開いた 金融政策決定会合の議事要旨を公表しました。同会合で景気判断を「緩やかな拡大に転じつつある」に 上方修正しましたが、物価上昇率2%の目標達成の鍵を握る 賃金や物価の動向については、委員から「改善はやや鈍い」 との…
20日の外国為替市場では、ドル円相場は 111円台後半に上昇しました。前日のNY市場で、NY連銀のダドリー総裁が 賃金の上昇により国内のインフレ率が高まる との見方を示したことを受け、ドル買い・ 円売りが強まりました。また、先週の日銀の金融政策決定会合…
安倍首相は19日夕、通常国会閉幕を受けて 首相官邸で記者会見しました。学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題に関し、 首相は「対応が二転三転し、国民の政府に対する不信を 招いたことは率直に反省しなければならない。信なくば 立たずだ」と表明し、「…
国際通貨基金(IMF)は19日、年次の対日経済審査を 終えて声明を発表し、日本経済は「近年で最も好調」 と評価しました。その上で、良好な経済状況は、構造改革を進める好機だ と強調しています。IMFは好況と判断した理由として「過去最低の失業率と、 過去…
今週の為替相場は、ドル買いも限定的な 動きが想定されます。先週は、市場の事前予想通りに米国は利上げを 実施しましたが、金利差拡大でドルが上昇する という動きにはなりませんでした。むしろ、足元で発表された経済指標の軟化を受けて、 ドル売りが強ま…
16日の外国為替市場では、ドル円相場は ドルが上昇しました。発表された米経済指標が堅調だったことを材料に ドルの買戻しが強まりました。前日のFOMCでの利上げ決定直後にはドル売りが進み、 一時108円台にドルが下落する動きも見られましたが、 ドルの下値…
今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。足元の景気の動向が各国ともに気になるところです。米国では一部の個人消費関連の数字が弱かったことや 物価指標が軟調だったことなど、経済の先行きに対して 懸念も出ています。とは言え、経済指標の強弱があっ…
日銀は16日に開催した金融政策決定会合で、 短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度に 誘導する現在の金融政策を維持することを 賛成多数で決めました。景気の総括判断は「緩やかな拡大に転じつつある」とし、 前回会合から据え置きました。国債の買い…
イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は15日、 政策金利を0.25%に据え置くことを決定しました。ただ、英景気に減速の兆候が出ているにもかかわらず、 3人の政策委員が0.5%への利上げを支持し、2007年以降で 最も利上げ決定に近い投票結果となりました。…
米連邦準備制度理事会(FRB)は14日の連邦公開市場委員会 (FOMC)で、政策金利を0.25%引き上げ年1.00〜1.25%に することを決めました。利上げは3月以来で今年2回目となります。またFRBの保有資産を圧縮する具体策を約3年ぶりに改定、 年内に始めると宣言…
14日の外国為替市場では、ドル円相場は 110円前後の狭いレンジで小動きとなっています。14日に利上げ決定される可能性が強い、 米FOMCを前に、動意が一段と弱まっています。ドル円は110円前後で、ユーロ円は123.35円前後で、 英ポンド円は140.25円前後で、豪…
セッションズ米司法長官が13日、米上院情報委員会の 公聴会で証言し、ロシアによる米大統領選介入疑惑で 自身がロシア当局と結託していたとの憶測は「最低で 忌まわしいうそ」と主張しました。同長官は「米国の選挙および選挙活動への干渉を巡り、 ロシア当…
13日の外国為替市場では、ドル円相場は 110円前後で推移しています。朝方は、前日のNY市場で109円台にドルが 軟化した流れを受けて、109円台後半で取引が スタートしました。ドルが英ポンドを除く主要通貨で下落した流れを 受けました。この中、カナダドルは…
週明け12日の外国為替市場では、ドル円相場は 110円台前半で小動きとなっています。今週は、米国のFOMC、日銀の金融政策決定会合など、 金融政策絡みの重要材料があります。為替市場は、この行方をにらんだ展開が続くと思っています。この中、フランスで行わ…
フランスで11日、下院選の第1回投票が 行われました。最終結果によると、マクロン大統領の中道新党 「共和国前進」と、同じく中道政党で同盟関係にある 「民主運動」の得票率が合わせて32.32%を獲得し、 圧倒的多数を占める見通しとなりました。仏内務省が1…
今週の為替相場は、米国の利上げが確実視される中で、 利上げ決定後の動きを注目する展開が予想されます。市場では、既に米国の利上げはほぼ決定する との見方が支配的となっています。これまでの米国の利上げ決定後の為替相場の動きを 見てみると、利上げ確…
今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。各国とも自国経済の状況を確認したいとみているようで、 足元の経済の状況を見極める姿勢を強めています。米国でも、経済の好調さがどの程度なのかを確認するもの とみています。この中、今週は各国で経済指標の…
安倍首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)の 獣医学部新設に関し、松野博一文部科学相は9日の閣議後記者会見で、 文科省が内閣府から「総理のご意向」と伝えられたなどとする文書の 存否などを再調査すると発表した。これまで、再調査…
9日の外国為替市場では、ドル円相場は 110円前後で推移しています。前日のコミー前米FBI長官の議会初威厳は 予想の範囲内との見方が強まり、為替相場には 大きな影響はありませんでした。また、ECBが政策金利を据え置きましたが、 追加利下げについては否定…
2016年米大統領選をめぐるトランプ陣営とロシア政府の 共謀疑惑で、トランプ大統領の個人弁護士カソウィッツ氏は8日、 ワシントン市内で記者会見し、大統領が疑惑に関する 「いかなる捜査も妨害しようとしたことはなかった」と 主張しました。コミー前連邦捜…