2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ドル、底堅い動きを継続か

今週の為替相場は、ドルが 底堅い動きを継続するか。年内最後の取引となる今週は、 このところのドルの底堅さを 確認するものと思われます。米景気指標は、引き続き堅調なものが多く、 利上げの時期も大きく遅れることはない との見方が強まるなかで、ドルを…

日銀11月会合は追加緩和を概ね評価、一部委員は低金利に警戒感

日銀が25日公表した議事要旨によると、 11月18〜19日に開かれた金融政策決定会合では、 10月末に実施した追加金融緩和に関して、 多くの委員が「市場はポジティブに 反応している」と評価。一方で、大規模な国債買い入れによる不均衡の 蓄積リスクに警鐘を鳴…

麻生財務相「うかつに為替介入するような発言はしない」

麻生太郎財務相は24日の閣議後会見で、 うかつに為替介入するような発言は しないと述べた。麻生財務相は「政策に完璧なものはない」とし、 その事例として為替政策について一般論を展開した。麻生財務相は「円高は大変だと(メディアが) 書いていたが、最…

12月の日銀金融経済月報、「企業物価は当面下落」=需給ギャップは7〜9月に小幅悪化

日銀が22日公表した12月の金融経済月報は、 当面の物価について、企業物価は「下落を続ける」、 消費者物価は「現状程度のプラス幅で推移する」 との見方を示し、11月月報の判断を据え置いた。原油価格の急落で消費者物価指数は今後の急落が 予想されている…

英インフレ率の急低下、デフレリスクではない=マイルズ中銀委員

イングランド銀行(英中央銀行、BOE) 金融政策委員会(MPC)のマイルズ委員は、 英インフレ率が急低下していることについて、 デフレリスクではないと表明した上で、景気を 刺激するためにこれ以上の措置を講じる必要はない、 との見方を示した。日曜紙のコ…

相場急変に注意が必要か

来週の為替相場は、週末は 世界的に金融市場が休場になります。この中、市場が開いているのが、日本と 中国ぐらいなので、何か材料が出た場合は、 東京市場で大きな動きが出ると見ています。基本的には、原油価格下落がドル買いに、 来年の米利上げ観測がド…

今週の材料は?

今週はクリスマス休暇で世界の市場が 24日〜26日まで休場となります。発表される経済指標も、24日までとなります。ただ、日本は国民的にはクリスマスで 盛り上がりますが、着々と経済指標の 発表が控えています。市場参加者が少ない中で、ちょっとした材料で…

ユーロ相場、均衡水準に急速に近づいている=仏大統領

オランド仏大統領は19日、ユーロは対ドルで 下落することが望ましいと述べる一方、相場は 均衡水準に急速に近づいている、と付け加えた。大統領は欧州連合(EU)首脳会議後に記者団に対して 「ユーロの下落が望ましい」と述べ、「近いうちに 均衡水準になる…

ドイツ、2014年純新規債務は計画の65億ユーロ減も=財務省

ドイツ財務省は19日、2014年の純新規債務について、 計画の65億ユーロより少ない可能性があるとの 見方を示した。同国は2015年に財政均衡を実現する公算だが、 今年の均衡達成も視野に入ってきた。同省は月報で「2014年の純新規債務は65億ユーロと 見込んで…

黒田日銀総裁、2%目標道半ばで原油動向「無視できない」

日銀の黒田東彦総裁は19日の金融政策決定会合後の 記者会見で、人々の物価観が目標とする2%まで 上がりきっていない現状では、原油などの動向を 無視できないと述べ、中期的には日本経済に プラスとなる原油下落が要因であっても、 必要ならば追加緩和を辞…

日銀が賛成多数で量的・質的緩和継続、輸出・生産判断を上方修正

日銀は19日の金融政策決定会合で、10月末の 追加緩和で拡大した量的・質的金融緩和(QQE)の 継続を賛成多数(賛成8・反対1)で決定した。前回に続き、木内登英審議委員が追加緩和前の 政策に戻すべきと主張して反対した。景気の現状は「緩やかな回復」との…

米FRB、ボルカー・ルールの猶予対象資産を拡大

米連邦準備理事会(FRB)は18日、 ヘッジファンドやプライベートエクイティ (PE)ファンドに対する銀行の自己資金による 投資を規制する「ボルカー・ルール」の 条項について、適用を猶予すると発表した。FRBはこれまで、ローン担保証券(CLO)に ついては2…

ECB、理事会の討議内容を来年から4週間後に公表

欧州中央銀行(ECB)は、来年1月22日の 政策理事会分から、討議内容の報告を 4週間後に公表すると発表した。「金融政策決定の論拠を提供し、理事会の 景気判断と政策対応への理解を高めることが 目的」としている。 市場ではECBが国債買い入れ型の本格的な …

EU投資計画は迅速な実行必要、各国は改革加速を=ECB総裁

3150億ユーロ規模に上る新たな欧州連合(EU)の 投資計画について、欧州中央銀行(ECB)の ドラギ総裁は18日、迅速な実施を求めた。域内加盟各国には、構造改革の 取り組み加速を呼び掛けた。関係筋によると、総裁はEU首脳会議で、 原油価格が下落するなか低…

米FOMC「相当な期間」の文言修正、利上げへ強いシグナル

米連邦準備理事会(FRB)は16〜17日に開催した 連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表した声明で、 事実上のゼロ金利を「相当な期間」維持するとしていた 文言を修正し、利上げ決定には「辛抱強い」アプローチが 必要との表現を採用した。来年の利上げに向けた…

英国、ロシアへのエクスポージャーは限定的=中銀副総裁

イングランド銀行(英中央銀行)のカンリフ副総裁は17日、 英国のロシアに対する直接的なエクスポージャーは 小さいものの、市場の混乱が金融システムに及ぼす リスクに警戒が必要との見解を示した。副総裁はBBCラジオに「現在のような状況では、 ロシアに対…

短期的インフレ率、原油安で低下へ=12月英中銀金融政策委議事録

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が公表した 12月の金融政策委員会の議事録で、原油安で 短期的なインフレ率が低下する可能性が 指摘されていたことが明らかになった。同委員会は7対2で金利の 据え置きを決定した。政策当局者らは、11月の想定よりも 原…

仏大統領、EU首脳会議で適切な金融政策必要と主張へ

オランド仏大統領は今週の欧州連合(EU)首脳会議で、 ユーロ圏には現状により適したマクロ経済政策、 及び各国の努力を支援するより適切な金融政策が 必要であると主張する。マクロン経済産業相が17日、 明らかにした。マクロン氏によると、オランド大統領…

追加措置でECB内に広範な合意=クーレ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、 ECB内には追加措置に関して広範な合意が 醸成されており、国債買い入れ実施が基本的な 選択肢となるなか、この最適な実施方法が 焦点になっていることを明らかにした。同専務理事は米紙ウォールストリート・ ジャー…

ルーブル安、欧州行への影響は限定的=ECB銀行監督委員長

欧州中央銀行(ECB)銀行監督委員会の ダニエル・ヌイ委員長は17日、欧州行の ロシア企業に対するエクスポージャーは 限られており、ルーブル安で困難には 直面しないとの見解を示した。フランス・インター・ラジオに対し、「数日、 おそらく数週間にわたっ…

米金融機関が3年連続で融資基準緩和、金融危機前状況に類似

米通貨監督庁(OCC)が16日に公表した年次調査では、 米金融機関が3年連続で融資基準を緩和したことが 明らかになった。OCCは、金融危機前にみられた融資基準の 緩和に類似している、と指摘した。OCCは、6月30日までの1年間の 91金融機関の約94%の融資を調…

荒い動きを継続か

今週の為替相場は、 荒い動きを継続するか。ドルが主要通貨に対して、上昇するなかで、 その調整と思われるドル売りも出て、 為替相場は不安定な動きとなっています。今週は、米国では、 17日にFOMCが開催されます。超緩和策は終えたものの、ゼロ金利策は 堅…

今週の材料は?

今週は、各国で大きな 材料が発表されます。米国では、17日に FOMCが開催されます。超緩和策は終了したものの、ゼロ金利策は 継続するという、中途半端な政策に変化が あるのか否か、注目されます。その他、堅調な経済を示す、 景気指標の中身が注目されます…

コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁、2016年に退任

コチャラコタ米ミネアポリス地区連銀総裁は12日、 現在の任期が満了となる2016年2月末で退任する 意向を明らかにした。総裁は「新任期に向け、再任を 希望するつもりはない」と言明。2009年の就任当初、経済は危機に直面しており、 力になりたいとの思いで現…

S&Pが英国のトリプルA格付け維持、政府の財政目標には疑問符

米格付け会社S&Pは12日、 英国のトリプルA格付けを維持した。ただ、同国の公的債務は政府見通しを 上回る公算が大きく、税収の一層の拡大が 求められる可能性もあるとの見方を示した。S&Pは声明で「将来の財政再建は、歳出よりも 歳入が配慮される可能性が…

フィッチがフランスを「AA」に格下げ、財政再建策不十分と指摘

格付け会社フィッチ・レーティングスは12日、 フランスの長期外貨建て及び通貨建て発行体 デフォルト格付け(IDR)を「AAプラス」から 「AA」に引き下げた。見通しは「ステーブル (安定的)」とした。フランスの財政赤字削減策は、同国の債務水準に 関する…

ECB国債購入に反対、メルケル独首相の連立パートナーが表明

メルケル独首相率いるキリスト教民主同盟 (CDU)の姉妹政党で、連立与党のキリスト教 社会同盟(CSU)は12日、欧州中央銀行(ECB)の 国債買い入れ案に強い反対を表明した。CSUはニュルンベルクで開いた党大会で、ECBに 国債買い入れを実施しないよう求める…

ECB、ストレステスト不合格13行の資本計画を暫定承認

欧州中央銀行(ECB)は12日、ストレステスト (健全性審査)で資本不足を指摘された13行が 提出した資本増強計画を暫定承認したと明らかにした。今後、理事会の最終承認を受けた後、6〜9カ月 以内に計画を実行する必要があるとしている。

ノルウェー中銀、予想外の利下げ

ノルウェー中央銀行は11日、政策金利を 1.5%から1.25%に引き下げた。景気の下支えが狙い。利下げは予想外。市場は据え置きを予想していた。

英中銀、来年8月から政策発表と同時に議事録公表へ

イングランド銀行(英中央銀行)は11日、 金融政策判断に関する情報提供手段を変更し、 2015年8月から政策発表と同時に議事録を 公表する方針を示した。 英中銀は現在、政策発表から約2週間後に、 金融政策委員会(MPC)の議事録と9人の 委員の投票結果を公…