仏大統領、EU首脳会議で適切な金融政策必要と主張へ

オランド仏大統領は今週の欧州連合EU)首脳会議で、
ユーロ圏には現状により適したマクロ経済政策、
及び各国の努力を支援するより適切な金融政策が
必要であると主張する。

マクロン経済産業相が17日、
明らかにした。

マクロン氏によると、オランド大統領は
18〜19日のEU首脳会議で「予算政策を
一段の協調に導く現状に即したマクロ経済政策」、
及び「われわれの努力の後ろ盾となる、
より適切な金融政策」が必要と訴える。

欧州中央銀行(ECB)は次回の
理事会を1月22日に開催。

主要政策金利がすでに過去最低の0.05%まで
引き下げられているなか、ECBの次なる手段は
国債買い入れ型の本格的な量的緩和QE
との見方も出ている。

フランスはこのところは
ECBの政策に賛同。

ただドイツはECBのバランスシートをめぐる
文言の強化に反対するなど、相違が出ている。