2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧
今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。足元の景気の状況を 見極める大きな機会です。米国では雇用統計の発表が行われます。米雇用統計は順調な回復を示しています。今回もその動きを続けるのか注目しています。日本では日銀が金融政策決定会合を開き…
スイス国立銀行(中央銀行)が31日に発表した 上期決算は、501億スイスフラン (517億9000万ドル)の赤字だった。フランが対ユーロで大幅上昇し、全体の42%を 占めるユーロ建て資産が大幅な損失を生んだ。中銀は1月、1ユーロ=1.20フランに設定していた フ…
ギリシャのバルファキス前財務相がユーロ圏離脱に 備えた計画を準備していたことについて、 チプラス首相は31日、これを承認していた ことを明らかにした。首相は議会で「われわれはユーロ圏からの 離脱計画を立てたことはないが、緊急時の ための計画はあっ…
中国保険監督管理委員会(CIRC)は、保険基金に対し 保有する株式を当面市場で売却しないよう求めた。中国日報が31日、関係筋の話として報じた。
中国国家発展改革委員会(NDRC)は31日、 景気の減速が社会的リスクを引き起こさないよう 万全を期す必要があるとの見解を示し、失業率の 上昇を警戒していることを示唆した。NDRCはウェブサイトに掲載した声明で 「(政府は)経済的なリスクが社会的なリス…
日銀は31日、2005年1月から6月に 開かれた金融政策決定会合の議事録を公表した。当時は金融システム不安の後退で金融機関の 資金需要が減少し、量的緩和政策の 当座預金残高目標の維持が難しくなりつつあった。5月の会合で残高が目標を一時的に下回るのを 容…
国際通貨基金(IMF)は、ギリシャが確実に債務を 返済できるよう、一段の取り組みで欧州各国と 合意しない限り、ギリシャへの新規融資を認めない構えだ。ギリシャが長期にわたって債務を返済できるようにするには、 欧州が債務軽減で譲歩し、ギリシャが経済…
米商務省経済分析局(BEA)は今週、 実質国内総生産(GDP)の年次改定を公表した。季節要因による変動の調整方法に ゆがみがあるとの見方に対応した。BEAの国民所得・資産部門を率いるニコル・ メイヤーハウザー氏は記者向けブリーフィングで 「この期間のGD…
ドイツのショイブレ財務相は、欧州委員会が 持つ政治的な役割と、規制当局としての 役割との間のバランスを是正し、適切な状態に 戻すよう主張している。ドイツでは、欧州委の政治的な影響力が強まるにつれ、 規制当局としての中立性が損なわれつつあるとの…
欧州中央銀行(ECB)は30日、緩やかだった 欧州の景気回復は原油安や金融緩和により 加速しているものの、経済の健全性を示す 企業向け融資の伸びは引き続き小さい との見方を示した。ECBは公表した経済報告書で、金融政策が 効果を上げていることに自信を持…
金融庁は地域金融機関による融資の実態などを 把握するため、借り手企業への聞き取り調査を 実施する。金融担当の越智隆雄政務官が30日、 財務局長会議で表明した。金融庁は、金融機関に対して事業性評価に基づく融資や 企業の経営改善、生産性向上に取り組…
日銀の石田浩二審議委員は30日、京都市内で会見し、 現行の日銀の金融政策の枠組みは柔軟なインフレーション・ ターゲットとし、厳密な消費者物価上昇率2%を目指す ものではないとの認識を改めて示した。家計の現金支出と関係ない持ち家の帰属家賃などの問…
米連邦準備理事会(FRB)は、29日まで開催の 米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表した声明で、 米経済と雇用市場は引き続き力強さを増している との認識を示した。9月会合での利上げ開始へ可能性を残した。FRB当局者は、米経済が第1・四半期の減速を克服し…
イングランド銀行(英中央銀行)のカンリフ副総裁は、 英ガーディアン紙とのインタビューに応じ、現在の 金融市場は「かなり脆弱」であり、米国の利上げに どのように調整するのか懸念が残るとの認識を示した。副総裁は「米金利が上昇した場合、市場が どの…
ギリシャのチプラス首相は29日、同国政府は 12日に開催されたユーロ圏首脳会議で債権団と 合意した内容以外の改革については実施する予定は ないと話した。チプラス首相はラジオでのインタビューで 「首脳会議で合意した、支援の条件となる改革の 枠組みにつ…
ドイツ・バイエルン州のゼーホーファー知事は 29日付独紙ウェルトに対し、ギリシャのユーロ圏離脱は 「ひどい大混乱」につながるが、ギリシャが構造改革を 実施する気がなければ混乱を受け入れるしかないとの意見を 表明した。ギリシャのユーロ圏離脱の影響…
欧州中央銀行(ECB)は29日、ユーロ圏について、 財務基盤が弱い加盟国が単一通貨の採用により 徐々に追いついていくという前提に反して、 ユーロの創設メンバー間に経済的な格差が 生じるという「失望を誘う」結果になっている との見方を示した。ECBは経済…
欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務担当)は29日、 ギリシャへの第3次支援をめぐる協議について、 「よい状況」で進んでいるとし、ギリシャが ユーロ圏から離脱するリスクはなくなったと述べた。モスコビシ氏はラジオ局ヨーロッパ1に対し、 「グレグジ…
中国の楼継偉財政相は29日、国内経済が依然として 比較的大規模な下押し圧力に直面しているとの認識を示した。同相は、地方政府の債務管理を さらに規制する方針を表明。重要で脆弱なセクターへの民間投資を促し、 重要プロジェクトの建設を急ぐ方針を示した…
格付け会社S&Pは28日、ブラジルの格付け見通しを 「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。現在の格付けは投資適格級としては 最低水準の「BBBマイナス」。向こう1年から1年半の間に格下げが行われる 可能性があり、引き下げられればブラジルは 投資適格…
ドイツ政府の経済諮問委員会(5賢人委員会)メンバーの フォルカー・ウィーラント氏は28日、中国株式市場の 乱高下について、中国経済全体に対する影響は限定されるとして、 現時点でこれを理由に独経済成長率見通しを引き下げる必要は ないとの見解を示した…
市場調査会社センティックスが実施した調査によると、 ユーロ圏の崩壊を予想する投資家の割合が、7月は26.5%と、 6カ月ぶり低水準となった。ギリシャが債権団と第3次支援策をめぐる協議を 開始することで合意したことが背景。調査は7月23〜25日、1017の 個…
ドイツ政府の経済諮問委員会(5賢人委員会)は 28日に公表した報告書で、ユーロ圏は将来の危機を 回避するために加盟国の財政破綻を容認し、ユーロ圏からの 離脱を可能にする必要があると主張した。報告書はギリシャの債務危機について、ユーロ圏の 安定のた…
中国証券監督管理委員会(CSRC)は28日、 前日の中国株急落について調査を進めていることを 明らかにした。ウェブサイト上で公表された質疑応答によると、 CSRCの報道官は「既に調査チームを起ち上げた。27日の集中的な売りについて調査する」と説明した。 2…
政府は28日、東京電力福島第1原発事故に伴う 賠償費用が約7兆円に上ることなどを盛り込んだ、 同社の総合特別事業計画(総特=再建計画)の 変更を認定した。経済産業省が同日発表した。政府は6月、3区域ある避難指示区域のうち 2区域について2017年3月まで…
東京外国為替市場委員会は27日、「東京外国為替市場に おける外国為替取引高サーベイ」(2015年4月分)の 結果を発表し、東京市場の1営業日平均取引高が、 昨年10月の前回調査から約2.8%減少し3627億ドルと なったことを明らかにした。昨年4月調査からは横…
英国とフランスは27日、ユーロ圏が通貨統合強化などの 改革に取り組んでいることについて、英国が欧州連合 (EU)に残留する条件として求めているEU改革と 一緒に進めることが可能、との見解で一致した。ギリシャ危機が一段落したことで、仏独は、 ユーロ圏…
ギリシャのバルファキス前財務相は、同国が ユーロ圏から離脱した場合に備え、ハッカー攻撃により 国民の納税番号を入手し、緊急の支払いシステムの 構築を極秘に計画していたことを認めた。ギリシャ国内には衝撃が走り、 同氏への不信感が高まっている。た…
ギリシャの規制当局は27日に発表した声明で、 6月29日から取引を停止している株式市場について、 政府が新たな法令を交付するまで再開しない方針を 明らかにした。アテネ証券取引所の広報担当は、株式市場は28日に 取引を再開する可能性があると述べていた。
ドイツ財務省は27日、ギリシャは第3次支援策で 野心的な改革を目指すべきとし、交渉は徹底して、 なおかつ時間的な制約なしに行われる必要がある との見解を示した。これに先立ち、独誌シュピーゲルはギリシャ経済が 従来の想定以上に悪化していることから、…