2015-07-28から1日間の記事一覧

ユーロ圏崩壊予想する投資家の割合、7月は6カ月ぶり低水準=調査

市場調査会社センティックスが実施した調査によると、 ユーロ圏の崩壊を予想する投資家の割合が、7月は26.5%と、 6カ月ぶり低水準となった。ギリシャが債権団と第3次支援策をめぐる協議を 開始することで合意したことが背景。調査は7月23〜25日、1017の 個…

ユーロ加盟国の破綻・離脱容認すべき=独5賢人委

ドイツ政府の経済諮問委員会(5賢人委員会)は 28日に公表した報告書で、ユーロ圏は将来の危機を 回避するために加盟国の財政破綻を容認し、ユーロ圏からの 離脱を可能にする必要があると主張した。報告書はギリシャの債務危機について、ユーロ圏の 安定のた…

中国証券当局、27日の株価急落を調査

中国証券監督管理委員会(CSRC)は28日、 前日の中国株急落について調査を進めていることを 明らかにした。ウェブサイト上で公表された質疑応答によると、 CSRCの報道官は「既に調査チームを起ち上げた。27日の集中的な売りについて調査する」と説明した。 2…

政府が東電の再建計画変更を認定、原発賠償7兆円に

政府は28日、東京電力福島第1原発事故に伴う 賠償費用が約7兆円に上ることなどを盛り込んだ、 同社の総合特別事業計画(総特=再建計画)の 変更を認定した。経済産業省が同日発表した。政府は6月、3区域ある避難指示区域のうち 2区域について2017年3月まで…

東京外為市場取引高は1日平均3627億ドル、10月調査時から小幅減

東京外国為替市場委員会は27日、「東京外国為替市場に おける外国為替取引高サーベイ」(2015年4月分)の 結果を発表し、東京市場の1営業日平均取引高が、 昨年10月の前回調査から約2.8%減少し3627億ドルと なったことを明らかにした。昨年4月調査からは横…

ユーロ圏改革は双方にプラスとなり得る、英仏が一致

英国とフランスは27日、ユーロ圏が通貨統合強化などの 改革に取り組んでいることについて、英国が欧州連合 (EU)に残留する条件として求めているEU改革と 一緒に進めることが可能、との見解で一致した。ギリシャ危機が一段落したことで、仏独は、 ユーロ圏…

極秘のグリジット緊急対応策、ギリシャ前財務相が認める

ギリシャのバルファキス前財務相は、同国が ユーロ圏から離脱した場合に備え、ハッカー攻撃により 国民の納税番号を入手し、緊急の支払いシステムの 構築を極秘に計画していたことを認めた。ギリシャ国内には衝撃が走り、 同氏への不信感が高まっている。た…

ギリシャ株式市場、新たな法令交付まで取引停止

ギリシャの規制当局は27日に発表した声明で、 6月29日から取引を停止している株式市場について、 政府が新たな法令を交付するまで再開しない方針を 明らかにした。アテネ証券取引所の広報担当は、株式市場は28日に 取引を再開する可能性があると述べていた。

ギリシャは支援策で野心的な改革目指すべき=独財務省

ドイツ財務省は27日、ギリシャは第3次支援策で 野心的な改革を目指すべきとし、交渉は徹底して、 なおかつ時間的な制約なしに行われる必要がある との見解を示した。これに先立ち、独誌シュピーゲルはギリシャ経済が 従来の想定以上に悪化していることから、…

ECBはQE延長視野に、ユーロ圏中期見通し弱い=IMF

国際通貨基金(IMF)は、ユーロ圏経済の 中期成長見通しは抑制されているとし、 欧州中央銀行(ECB)は当初想定していた 期限以降も量的緩和策(QE)を継続する 必要に迫られる可能性があると指摘した。ユーロ圏経済に関する年次審査報告書を公表した。ユー…

ECB、物価の転換点の予測は時期尚早=月報

欧州中央銀行(ECB)は27日、月報を公表し、 物価は今年緩やかに改善する見通しだが、 物価変動の転換点を予測するのは依然として 時期尚早だとの認識を示した。ECBが量的緩和の縮小を急いで いないことが浮き彫りとなった。月報は「統計上、基調インフレの…

ギリシャ債務再編、実施方法に焦点=クーレECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、 ギリシャの債務を再編すること自体はもはや ユーロ圏諸国の間で問題になっていないと述べ、 どのように実施すべきかが焦点になっていると 明らかにした。27日付の仏ルモンド紙が インタビューを掲載した。インタビ…

物価1%超え、生鮮・エネルギー除く指標で予見可能=中曽日銀副総裁

日銀の中曽宏副総裁は27日、熊本市内で会見し、 2%の物価安定目標に向けて消費者物価(除く生鮮食品、 コアCPI)が1%を超えてくる時期について、生鮮食品と エネルギーを除いた指標に注目することで、ある程度の 予見が可能と語った。また、足元で再び原油…