2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今週の材料は?

今週も各国で、経済指標の 発表が目白押しです。米国では、6日に4月の 雇用統計が発表されます。非農業部門の新規雇用者は20.0万人増、 失業率は5.0%が予想されています。米国では、先のFOMCで目先の利上げの可能性は 遠のいたとみられているだけに、雇用統…

ドル安・円高の流れは変わらず

今週の為替相場は、ドル安・円高の 流れが継続する展開が予想されます。前週発表された日米の金融政策は どちらも据え置きということになりました。どちらも変化はなかったのですが、 事前には米国は据え置き、日本は 追加緩和の可能性があるとの見方が 支配…

円急騰、一時108円台に=政策金利据え置き受ける

28日の外国為替市場は、朝方は111円台央〜後半で 推移していましたが、午後になって、日銀が政策金利の 据え置きを決めると、円が急騰、一時108円台後半に 上昇した。平均株価は追加緩和見送りや円の急騰を 受けて急落、一時600円超の下落を見せました。市場…

日銀、追加緩和策を見送り=円急騰、株価急落

日本銀行は28日の金融政策決定会合で、現在の金融政策を 維持し追加緩和策の導入を見送った。目標とする2%の物価上昇の 達成時期も先送りした。決定を受け、東京金融市場では円高・株安が大幅に進み、 一時、円相場は3円近い円高・ドル安の1ドル=108円台ま…

米FOMC、利上げを見送り

米連邦準備制度理事会(FRB)は27日の連邦公開市場委員会 (FOMC)で、政策金利(0.25〜0.5%)の据え置きを決定、 追加利上げを見送った。会合後の声明では「経済活動は減速したようだ」と、 景気認識を前回3月の声明から下方修正した。物価や国際経済・金…

ドル円は110円台後半で小動き

日米の金融政策の行方が注目される中で、 先週末以降、ドル買いが強まりましたが、 26日の外国為替市場では、110円台後半を 中心に小動きとなっています。引き続き、日本の追加緩和の可能性を占う声が 強いことから、円売りが急速に進みましたが、 米国の利…

日米の政策金利を見極めへ

今週の為替相場は、日米の金融政策を 見極める展開が予想されます。109円台を円の下値に、もみ合いが 続いていましたが、日銀が今週の 政策決定会合で、追加緩和を行うのでは ないかとの見方が広がると、円はあっさりと 110円台後半まで下落する展開を見せま…

円、110円台後半に急落=貸し出しにもマイナス金利適用報道で

22日の外国為替市場は、 午後3時過ぎに円が急落しました。それまでは109円台前半の狭いレンジで 小動きが続いていましたが、日銀が金融機関に 対する貸し出しにもマイナス金利を 適用することを検討する案が浮上している との一部報道を受け、一気に110円台…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。この中、米国では27日にFOMCが開催されます。市場の事前予想では、今回は金融政策は据え置きを 予想する声が大きくなっています。ただ、6月には追加利上げを 実施するのではないかと読む声が強まっています。これ…

ドラギECB総裁、金融緩和は必要な限り継続

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は21日開いた 理事会後の会見で、利用可能なあらゆる緩和手段を 「必要な限り」続ける意向を表明した。ドイツではECBの金融政策に対する批判が 高まっているが、中銀の独立性に対する 政治介入を拒む姿勢を鮮明にした。理事…

ECB、6月に社債購入開始

欧州中央銀行(ECB)21日、6月にユーロ圏の 社債購入を開始すると発表した。買い入れは発行市場と流通市場の双方で行い、 ECBが現在実施している月額800億ユーロの 資産買い入れプログラムの一環として実施される。ただ対象となる社債が十分に確保できるか …

ECB、マイナス金利据え置き=緩和効果見極め

欧州中央銀行(ECB)は21日、定例理事会を開催し、 マイナス金利の据え置きなど、金融政策を現状で 維持することを決めた。ユーロ圏のデフレ懸念は解消されていないが、 包括的な追加金融緩和策を3月に導入したばかりで、 当面は効果を見極める方針だ。理事…

ドル円は109円台前半で小動き

22日の外国為替市場では、ドル円は 109円台前半で小動きとなっています。前日は109円台後半でドルは底堅い動きを 見せていましたが、ドル買いも続かず、 結局、109円台前半に押されて小動きと なっています、欧州ではECB理事会が開催され、 主要金利は据え置…

ドル円、109円台後半で小動き

21日の外国為替市場は。原油価格の持ち直し基調や、 中国の経済指標の底堅い動きをにらんで、堅調に 推移していた円が下落する展開となっています。ドル円は109円台後半で推移、 110円を伺う動きを見せています。また、欧州では追加緩和無いとみられています…

三菱自、燃費データを不正操作=軽4車種62万台

三菱自動車は20日、軽自動車の燃費を実際より 良く見せるため、不正行為を行っていたと発表した。燃費データを不正に操作し、国土交通省に 提出していた。対象は4車種で計62万5000台に上り、海外に 輸出している車種にも及ぶ可能性がある。同社は2000年以降…

地震の影響調査、金融は円滑に機能=黒田総裁

黒田東彦日銀総裁は20日の衆院財務金融委員会で、 熊本地震について「地元経済や日本経済全体に 与える影響に関し心理面を含め引き続き調査していく」 と語った。金融面では「銀行券の供給や資金決済に万全を 期しており、現状では基本的に円滑に機能してい…

ドル円、乱高下後、109円付近でもみ合い

19日の外国為替市場では、ドル円が乱高下、 109円付近でもみ合いとなっています。18日の取引では、原油価格下落、株価下落を材料に、 リスク回避の円買いが強まり、円は対ドルで 107円台後半に上昇する動きが見られました。同水準では、レベル感からのドル買…

黒田日銀総裁、必要なら追加緩和・過度の円高に警戒感

日銀の黒田東彦総裁は18日付の米紙ウォール・ ストリート・ジャーナル(電子版)とのインタビューで、 直近数カ月の円高が2%の物価目標達成に悪影響を 与えているとの認識を示し、必要に応じ追加緩和を 検討すると改めて表明した。月末の金融政策決定会…

チャイナリスク、なお継続か

今週の為替相場は、円の上振れに要注意だと考えています。世界的な株安や原油安、安部首相の介入に 否定的な発言を受けて、円買いが進みましたが、 その後、原油価格が上昇に転じたことや株価が 反転したこと、麻生財務相が急激な円の上昇を 牽制する発言を…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。鉱工業生産が弱かった米国の景気指標を 注目したいと思います。米国では次の利上げは6月との声が聞かれており、 今後発表される米景気指標で、6月利上げが妥当との 見方が強まるのか注目されます。一方、欧州では…

為替安定の重要性確認、税逃れ防止へ情報交換=G20財務相声明

米ワシントンで2日にわたって開かれていた20カ国・地域(G20) 財務相・中央銀行総裁会議は15日午後、為替相場安定の重要性を 再確認する共同声明を採択して閉幕した。タックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴いた「パナマ文書」 問題を踏まえ、課税逃れを…

原油安、株価不安薄れ、ドル買い

14日の外国為替市場では、原油価格が上昇したことや、 世界的な株価の上昇を受けて、ドルが上昇する動きと なりました。ドルは対円で109円台前半で 底堅く推移しています。これまで、原油安、世界的株価の下落で、 リスク回避の円買いが強まっていましたが、…

カナダ中銀、政策金利据え置き

カナダ中銀は13日、政策金利を 0.5%に据え置いた。中銀は世界的な成長鈍化のほか、軟調な米経済見通し、 企業投資の鈍化を受け、政府の財政刺激策がなければ カナダ経済の見通しは悪化していたと指摘。ただインフレ動向をめぐるリスクは 概ね均衡していると…

米経済拡大続き、大半地区で賃金上昇=地区連銀景況報告

米連邦準備制度理事会(FRB)が13日発表した 12地区連銀景況報告(ベージュブック)によると、 米経済は2月下旬から3月にかけて拡大が続いた。3月上旬の前回報告にあった「小幅減速」の地区がなくなり、 金融市場の混乱沈静化などを受けて判断が上向いた。ま…

ドル、一時109円台回復も、上値は重い

13日の外国為替市場では、原油価格が上昇したことや 株価の反発もあって、リスク回避の円買いが一服し、 ドルは対円で一時109円台に上昇する動きとなりました。しかし、109円台では、ドル売りも厚く、 108円台後半で小動きとなっています。このところ、米国…

3月の米公定歩合議事要旨、連銀総裁2人が25bp引き上げを主張

米連邦準備理事会(FRB)が12日公表した3月開催の 公定歩合会合の議事要旨によると、カンザスシティー地区連銀の ジョージ総裁とリッチモンド地区連銀のラッカー総裁の2人が 25ベーシスポイント(bp)の引き上げを主張していたことが分かった。両総裁は「労…

IMF、世界経済見通し引き下げ

国際通貨基金(IMF)は12日、世界経済見通しを公表し、 2016年の世界経済成長率予想を1月時点の3.4%から3.2%に 引き下げた。中国の景気減速、長引く原油価格安、先進国の景気低迷が要因。予想引き下げは過去1年間で4回目となる。IMFは、スタグネーション(…

107円台後半に下落、ドル売り圧力強まる

週明け11日の外国為替市場では、ドルが対円で下落、 107円台後半で推移しています。朝方は、新年度入りで年金筋と思われるドル買いや、 輸入業者のドル買いが強まり、ドルは対円で 108.30円付近まで上昇しました。しかし、同水準ではドル売りも厚く、じりじ…

介入探りながら、円上値余地意識

今週の為替相場は、日本当局による介入の 有無の余地を探りながら、円の上値を意識する 展開が想定されます。原油価格の原価、株価の下落をきっかけに、 為替市場ではリスク回避の円買いの動きが 強まっていました。この中で、米FOMC議事録では、利上げに 慎…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。各国の足元の経済状態を 確認することになりそうです。この中、為替市場では円高が進んでおり、 日本の対応、あるいは各国の反応が 注目されるものと思います。日本は一段の円高は避けたいところですが、 米国を…