三菱自、燃費データを不正操作=軽4車種62万台

三菱自動車20日、軽自動車の燃費を実際より
良く見せるため、不正行為を行っていたと発表した。

燃費データを不正に操作し、国土交通省
提出していた。

対象は4車種で計62万5000台に上り、海外に
輸出している車種にも及ぶ可能性がある。

同社は2000年以降に大規模なリコール
(回収・無償修理)隠しが発覚しており、
企業体質が厳しく問われそうだ。

不正が行われたのは、三菱自が2013年6月から
生産・販売している「eKワゴン」「eKスペース」、
日産自動車向けに生産している「デイズ」
「デイズルークス」。

eKワゴンの場合、燃費は1リットルあたり
25〜30.4キロメートルとされている。

しかし、4車種のカタログなどで
燃費は実際より5〜10%良く示されていた。