2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

貿易戦争の行方を注目

今週の為替相場は、トランプ米大統領が仕掛けている 貿易戦争の行方に注目が集まっています。当初は、中国に対する関税の強化などでしたが、 イラン問題を巡り、対日への圧力を強め、 自動車摩擦では対欧州での圧力を強めるなど、 米国が世界を相手に、紡績…

今週の材料は?

今週の各国で経済指標の発表が目白押しです。足元の経済指標の行方が気掛かりな状況です。日本では日銀短観、米国では雇用統計の発表が あります。足元の景気、先行きの景気を意識するうえで 外せない大事な経済指標です。ただ、今は、トランプ大統領が仕掛…

ドル円相場は110円付近で推移

28日の外国為替市場では、ドル円相場は110円付近で 推移しています。前日の海外市場では、中国勢の投資を巡るトランプ政権の 姿勢が軟化したとの見方が広がり、リスク回避で買われた 円やスイスフランなどが対ドルで下落した流れを受け、 110円台前半での取…

米、対中強硬策は見送り

トランプ米政権は27日、中国資本による米ハイテク企業への 投資規制に関し、既存の審査枠組みを強化することで対応する 方針を明らかにしました。先端技術の中国への流出を防ぐ狙いで、中国を特定した規制が 検討されているとの見方がありましたが、強硬策は…

ドル円は109円台後半で推移

27日の外国為替市場では、ドル円相場は109円台後半で 推移しています。朝方は、前日の海外市場で貿易摩擦問題が後退するのでは ないかとの見方からドルが買い戻された流れるを受けて、 ドル円は110円台前半でドルが底堅い動きを見せていました。しかし、その…

トランプ米政権、日本に対しイラン産品の輸入停止を要請

トランプ米政権は26日までに日本政府や企業に対し、 原油などイラン産品の輸入停止を検討するよう 要請しました。米政府は対イラン制裁の再開を表明し、欧州連合(EU) など同盟国・地域にイラン産品の輸入停止を求めており、 日本にも同様に通知しました。…

ドル円相場は109円台半ば〜後半で推移

26日の外国為替市場では、ドル円相場は 109円台半ば〜後半で推移しています。引き続き米中貿易問題がリスクとして のしかかる中で、ドルの上値が重くなっています。ドル円は109.55円前後、ユーロ円は128.20円前後、 英ポンド円は145.45円前後、豪ドル円は81.…

ユーロ動向を注目へ

今週の為替相場は、引き続きユーロ動向を 注目する展開が予想されます。ユーロ圏では来年の利上げは視野に入ってきましたが、 今年は緩和策の解除は見込まれるものの、具体的な 利上げはまだ先との見方から、対ドルで軟調な動きを 見せました。また、イタリ…

トランプ米大統領、欧州車に20%の関税警告

トランプ米大統領は22日、ツイッターへの書き込みで、 欧州連合(EU)が関税や貿易障壁をすぐに取り除かなければ、 「EUから米国に入ってくる全ての自動車に20%の関税を 課す」と警告し、欧州車に対する追加関税を導入する考えを 改めて示しました。

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。米国がすでに利上げを実施しました。欧州は秋口にも緩和策を終え、英国では 利上げのタイミングを計っているところです。今週発表される経済指標で、各国の金融政策を 見極めるものとなると考えています。欧州で…

ドル円は110円前後で推移

22日の外国為替市場では、ドル円相場は 110円前後で推移しています。前日は英中銀が先行きの利上げに前向きな 姿勢を示したことや、米経済指標が 鈍化したことなどを材料に、ドルが やや売られる展開も見られました。ただ、ドルの上値も下抜けにくい動きとな…

米FRB、米大手行全35社「合格」

米連邦準備制度理事会(FRB)は21日、 米国で事業を行う大手銀行持ち株会社に 対するストレステスト(健全性審査)の 結果を発表しました。深刻な景気悪化に陥る想定でも、全35社が 自己資本比率の最低基準を維持し、 「銀行業界の資本基盤は強固だ」と、 金…

英中銀、政策金利を据え置きも3委員利上げ主張

イングランド銀行(英中央銀行)は21日、 金融政策委員会(MPC)を開き、政策金利を 0.50%に据え置くことを決めました。ただ、利上げ支持が3人となり、次回8月会合の 利上げ期待が高まっています。また、中銀が保有する4350億ポンドの英国債の 売却開始時期…

ドル円は110円台後半で推移

21日の外国為替市場では、ドル円相場は 110円台後半にドルが上昇しています。朝方は、110円台前半で取引が始まりましたが、 その後、米金融政策を意識した ドル買いが優勢となり、ドルは対円で じりじりと上昇する動きを見せました。市場では、目先は米金融…

4月の日銀会合議事要旨、「物価目標、実現時期削除に懸念」

日銀は20日、4月26、27日に開いた金融政策決定会合の 議事要旨を公表しました。同会合では、経済・物価情勢の展望(展望リポート)で 「2019年度ごろ」としてきた2%の物価上昇目標の実現時期に 関する記述を削除しました。これに関し、委員の1人が「(緩和…

ドル円は110円前後で推移

20日の外国為替市場では、ドル円相場は 110円前後で推移しています。朝方は前日の海外市場の流れるを受けて、 ドルがやや買い戻された動きを継いで、 110円台前半で取引が始まりました。その後、やや円を買い戻す動きが強まり、 円は109.90円付近まで上昇す…

米中貿易摩擦懸念で、リスク回避の円買い強まる

19日の外国為替市場では、ドル円相場は109円台後半まで 円が上昇しています。トランプ米大統領が中国に新たな制裁を課すことを 発表したことから、米中貿易摩擦の懸念が強まり、 リスク回避の円買いの動きが強まりました、円は対ドルで朝方こそ110円台前半で…

トランプ米大統領、米中貿易摩擦で巨額制裁発表

トランプ米大統領は18日、中国による知的財産権侵害を理由に、 2000億ドルの同国製品に対する追加制裁関税を検討すると 表明しました。規模は、先に打ち出した500億ドルの制裁関税の4倍に上ります。追加制裁やそれに対する報復で、衣料品や携帯電話などの 生…

欧米金融政策はユーロ売りに

今週の為替相場は、欧米金融政策が利上げを 想定させる中で、ユーロ圏の利上げ速度が遅い との見方から、ユーロ売りが強まった流れを受けて、 ユーロを中心にした展開が予想されます。先週は、米朝首脳会談、米欧日の金融政策が 発表されるなど、大きな材料…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。引き続き足元の経済指標が欧米にとって、 大きな材料になることには間違いないのですが、 既に政策金利についての方向性が出たことで、 方向性が同じか否か、確認していくものと思います。日本では 【18日】 5月…

中国、対米報復を来月発動

中国政府は16日、同国の知的財産権侵害を理由にした 米国の貿易制裁への報復措置として、総額500億ドルの 米国産品に対し25%の関税を上乗せすることを正式に決めました。

米、7月から対中関税を導入

トランプ米大統領は15日、中国からの総額500億ドルに上る 知的財産権及びハイテクに関連する製品に対し25%の輸入関税を かけると明らかにしました。

日銀政策決定会合、大規模金融緩和を維持

日銀は15日、金融政策決定会合を開き、長短金利操作を 柱とする現在の大規模金融緩和策の維持を決めました。記者会見した黒田総裁は「強力な緩和策を粘り強く 続けていく」と強調し、伸び悩む物価に関し、 「議論を深めていく必要がある」と述べ、 7月の会合…

欧州中銀、量的緩和を年末打ち切りへ

欧州中央銀行(ECB)は14日、ラトビアのリガで 定例理事会を開き、ユーロ圏の国債などを 大量購入する量的金融緩和の政策を今年末で 打ち切りとする方針を決めました。理事会後に記者会見したECBのドラギ総裁は、 「物価目標の達成に向けて大きな成果があっ…

ドル円は110円台前半で推移

14日の外国為替市場では、ドル円相場は 110円台前半で推移しています。米朝首脳が初めての会談を行ったことや、 米FRBが利上げを実施したことなど、ドルを 買う材料が多く見られました。しかし、米朝首脳会談では、具体的な 中身を詰めるのはこれからとの見…

米FRB、0.25%の利上げを決定、年内さらに2回見込む

米連邦準備制度理事会(FRB)は13日の連邦公開市場委員会 (FOMC)で、政策金利を0.25%引き上げ、年1.75〜2.0%に すると全会一致で決めました。利上げは3月以来で、今年2回目になります。景気判断を上方修正して年内にさらに2回の金利引き上げを見込み、 …

米朝首脳会談、「完全非核化、体制保証で合意」

トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は12日、 シンガポール南部セントーサ島のホテルで初会談を行いました。両首脳は、朝鮮半島の完全な非核化への取り組みと 北朝鮮の体制保証などを明記した共同声明に署名しました。トランプ大統領は記者…

ドル円は110円台前半で推移

12日の外国為替市場では、ドル円相場は 110円台前半で推移しています。米朝首脳会談が友好的な話し合いで 終わったとの見方が出ていることも ドルを下支えしています。円は他の通貨に対しても軟調な動きを 見せています。ドル円は110.25円前後で、ユーロ円は…

材料模索の展開に

今週の為替市場は、大きな材料が重なる中で、 それぞれの材料を模索する動きが強まるのではないか とみています。今週は、6月12日にシンガポールで初の米朝首脳会談が行われ、 13日には米FOMC、14日にはECB理事会が、そして15日には 日銀の金政策決定会合が…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。引き続き、6月12日の米朝首脳会談に注目が集まりますが、 今週は日米欧の中央銀行の金融政策を決める会合が 目白押しです。6月13日には米FOMC,14日にはECBの定例理事会、 15日には日銀の金融政策決定会合が予定さ…