2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ドル下落、114円台前半

30日の外国為替市場では、ドルが対円で下落、 114円台前半で推移しています。朝方は、114円台後半で推移していましたが、 トランプ米大統領の保護貿易政策に対する懸念が台頭し、 リスク回避の円買いが強まりました。ユーロ円は122円台後半、英ポンド円は144…

トランプ大統領、NYタイムズの廃刊をつぶやく

トランプ米大統領は29日、「経営不振の偽ニュース、 ニューヨーク・タイムズ紙は誰かが買収し、 正しく経営するか、廃刊にすべきだ」とツイートしました。自身に批判的なメディアへの攻撃を エスカレートさせた形となっています。タイムズ紙は28日の社説でシ…

国際社会、トランプ大統領の米国の入国制限に反発

トランプ米大統領による難民や中東・アフリカ7カ国の市民入国を 制限する大統領令に対し、国際社会に反発が広がり、米国と同盟関係を 結んでいる国からも批判の声があがっている。ドイツのメルケル首相は、テロとの国際的な戦いを (大統領令の)言い訳には…

カナダは難民歓迎

カナダのトルドー首相は28日、ツイッターに「信仰に関係なく、 迫害やテロ、戦争から逃れた人をカナダは歓迎する。多様性は わが国の強みだ」と投稿し、難民受け入れに寛大な姿勢を示した。カナダは米国の隣国で、米国が風邪をひくと肺炎になるなんて 言われ…

ドル高・株高継続か

今週の為替相場は、トランプ新大統領誕生後に強まった ドル高・株高が継続する動きが予想されます。新政権発足当初は、トランプ新大統領がドル安に 言及したことを受けて、ドルが下げ足を早める場面も 見られましたが、その後、新財務長官がドル高が 望まし…

米ロ首脳電話会談、「関係改善スタート」

トランプ米大統領は28日、ロシアの プーチン大統領と電話で会談した。両首脳の接触は、トランプ氏が20日に 大統領に就任して以降初めて。ホワイトハウスは会談について「関係改善の 重要なスタート」になったと評価した。両首脳は、オバマ前米政権下で冷戦後…

日米首脳電話会談、トランプ氏は「日本の安全保障に断固とした責任」

米ホワイトハウスは28日、トランプ米大統領と 安倍晋三首相の電話会談に関する声明を発表した。トランプ氏は首相に「日本の安全保障を確実にするための 断固とした米国の責任」を伝達した。両首脳は「地域や世界の諸問題に関する日米同盟や 両国の協力の重要…

米英首脳会談、通商交渉へ地ならし

トランプ米大統領とメイ英首相は27日の首脳会談で、 米英の自由貿易協定(FTA)交渉開始に向け、 協議を進めることを確認した。英国は欧州連合(EU)離脱後、「特別な関係」と 認め合う米国と速やかに本格交渉に入り、 協定を締結したい考え。「米国第一」を…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。欧州では、各国の経済がどのような状態なのか、 見極める材料になると思います。この中、日本(1月31日)、米国(2月1日)、 英国(2月2日)で政策金利の発表があります。日本では金融政策の変更は考えにくいと思…

ドル、一時115円台に乗せる

27日の外国為替市場では、ドルが対円で 一時115円に乗せる動きを見せました。朝方は114円台半ばで推移していましたが、 ドル買いが強まり、一気に115円台に乗せました。ただ、115円台ではドルの上値も重く、その後は 114円台後半での動きとなっています。ユ…

独財務省月報、「英国のEU離脱やトランプ政権などが世界経済のリスク」

独財務相は27日に公表した月報で、英国の欧州連合(EU)離脱や 米トランプ政権の発足などが世界経済のリスクと指摘した一方、 国内経済は今年も内需が成長をけん引するとの見方を示した。また、「世界経済へのリスクは疑いなく依然として顕著だ」とし、 他に…

トランプ米大統領、通商協定で「為替操作を制限」

トランプ米大統領は26日、環太平洋連携協定(TPP)離脱後に 締結を目指す経済・通商協定で、「相手国の通貨切り下げ、 為替操作を厳しく制限していく」と述べ、ドル高をけん制する 姿勢を示した。ペンシルベニア州で開かれた共和党上下両院議員の集会で語っ…

ドルは113円台央に上昇

25日の外国為替市場は、ドルが上昇しました。米長期金利が上昇したことなどが、 ドルを支える要因に鳴りました。ユーロ円は122円台前半、英ポンド円は142円台後半、 豪ドル円は85円台後半で推移しています。

ドル下落、対円で112円台後半に

24日の外国為替市場では、ドルが対円で続落し、 112円台後半で推移しています。前日のNY市場では、トランプ新大統領が就任演説で 保護主義的な姿勢を前面に出したことや、全米で 大規模な抗議デモが起きていることなどから新政権に 対する懸念が広がり、ドル…

トランプ米大統領、TPP離脱に署名

トランプ米大統領は23日、環太平洋連携協定 (TPP)から離脱する大統領令に署名した。「米国第一」主義に基づき、2国間の貿易交渉、 他国の「不公正な貿易」の是正に政策の軸足を移すもの。自由貿易を標榜してきた米国の政策転換が 世界経済に動揺を与えるの…

韓国大統領代行、「少女像問題『少し時間必要』」

韓国の黄教安大統領代行(首相)は23日、記者会見し、 釜山の日本総領事館前に設置された少女像をめぐる問題について、 「少し時間が必要だが、必ず克服できるよう努力する」と強調した。少女像設置問題に関して日本政府は対抗措置のため一時帰国した 長嶺安…

ドル円、一時113円台半ばに

23日の外国為替市場では、ドルが 一時113.50円前後まで下落しました。朝方は114円台前半で取引が始まりましたが、 その後、トランプ米大統領の具体的な財政策が 指摘されなかったことを材料に、ドル売りが 強まる動きを見せました。ドルは一時113.40円付近ま…

トランプ政権の政策を見極めへ

今週の為替相場は、始動したトランプ米政権の政策を 見極める動きを続けるものと見られます。トランプ大統領は、為替相場についてはドル安が 望ましいと発言しましたが、新財務長官は中長期的には ドル高が望ましいと発言しました。市場は、トランプ大統領の…

トランプ米新政権、TPPから離脱すると正式に表明

トランプ米新政権は20日、環太平洋連携協定(TPP)から 離脱すると正式に表明しました。北米自由貿易協定(NAFTA)も再交渉を求め、参加国の カナダ、メキシコが応じなければ離脱する意向も 示しています。「米国第一」を徹底し、保護主義的な政策を 辞さな…

黒田日銀総裁。「日本経済は1.5%成長へ」

黒田東彦日銀総裁は20日、スイス・ダボスの 世界経済フォーラム年次総会の討議で「日本経済は2016、 2017年度に潜在成長率を上回り、(それぞれ)1.5%前後 成長する。持続可能な成長に向かう」と述べました。同裁は、2016年下期から世界の製造業、貿易が上…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。各国の経済誌動向を確認できる大きな 材料となると思います。ただ、米国ではトランプ氏が次期大統領に 就任することもあり、米国の経済政策の行方などに 市場の関心が集まることが予想れます。米国発の材料に要注…

イエレン米FRB議長、「FRBへの監視強化に反対」

米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は19日、 カリフォルニア州で講演し、共和党が求めているFRBに 対する監視強化について「金融政策の独立性への介入だ。 反対する」と強調した。20日に発足する共和党のトランプ政権下で関連法案の成立が 現実味を…

米次期財務長官、「強いドル維持は雇用守る」

次期米政権の財務長官に指名された金融大手出身スティーブン・ムニューチン氏(54)の 承認公聴会が19日、上院財政委員会で開かれた。ムニューチン氏は「強い通貨の維持につながる 通商政策を進め、雇用を守る」と表明した。トランプ氏は、輸出に逆風となる…

黒田日銀総裁、「トランプ氏の政策注視、保護主義を過度に悲観せず」

日銀の黒田東彦総裁は19日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で 記者団に対し、トランプ次期米大統領がどのような政策を実施するか 注視していると述べた。米国で減税やインフラ投資が実施されれば、米成長を押し上げ、 世界経済にも寄与するとの見…

欧州中銀、政策金利を据え置き

欧州中央銀行(ECB)は19日、定例理事会を開き、マイナス金利の 維持を含む政策金利の据え置きを決めた。主要政策金利は0%、上限金利の限界貸出金利は0.25%、 下限金利の中銀預入金利はマイナス0.40%といずれも過去最低で、 据え置きは2016年4月以降、7会…

カナダ中銀が政策金利を据え置き

カナダ中銀は18日、政策金利を予想通り0.50%に据え置いた。ただ次期米政権の政策などをめぐり、世界見通しが不透明な状況が 解消していないとし、カナダが直面するリスクが現実のものとなった 場合は利下げを検討する可能性もあるとした。カナダ中銀の主要…

米地区連銀報告、米製造業改善で雇用引き締まり、経済の健全さ示唆

米連邦準備理事会(FRB)が18日公表した地区連銀経済報告 (ベージュブック)は、昨年11月下旬から年末にかけての 米経済について、製造業の回復に伴い、労働力の確保が 困難な状況が全国的に広がっているほか、企業投資も 拡大しており、安定的な経済成長の…

イエレン米FRB議長、追加利上げは数カ月後か

米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は18日、 カリフォルニア州で講演し、昨年12月に続く追加利上げについて 「今後数カ月の経済情勢次第だ」と述べた。同議長は、米国の雇用と物価は目標に近づいており、 金融緩和の程度を「徐々に弱めるのは理に適…

ドル円、113円前後で推移

18日の外国為替市場は、ドル円相場が 113円前後で推移しています。朝方は前日の海外市場で、英国のメイ首相が 欧州単一市場から脱退することを表明したことを 材料に、円買いが強まり、一時対ドルで112円台に 円が上昇した流れを継いで、112円後半で取引が …

メイ英首相、EU単一市場からの脱退表明

英国のメイ首相は17日、欧州連合(EU)離脱の交渉方針に 関する演説を行い、EU離脱に伴い単一市場からも脱退する 方針を明らかにした。単一市場残留に向け妥協案を探るのではとの憶測を否定、 ハードブレグジット(強硬離脱)を目標に掲げた。欧州市場への最…