トランプ米大統領、通商協定で「為替操作を制限」

トランプ米大統領は26日、環太平洋連携協定(TPP)離脱後に
締結を目指す経済・通商協定で、「相手国の通貨切り下げ、
為替操作を厳しく制限していく」と述べ、ドル高をけん制する
姿勢を示した。

ペンシルベニア州で開かれた共和党上下両院議員の集会で語った。

同大統領はTPP離脱後、各国と「一対一」の経済・通商協定交渉を進め、
「不公正貿易」の是正を重視する考えも強調した。

米国のTPP離脱を受け、日本が対米協定交渉に応じれば、円安・ドル高を
抑制する「為替条項」が議題に上がる可能性もある。