米ロ首脳電話会談、「関係改善スタート」

トランプ米大統領は28日、ロシアの
プーチン大統領と電話で会談した。

両首脳の接触は、トランプ氏が20日
大統領に就任して以降初めて。

ホワイトハウスは会談について「関係改善の
重要なスタート」になったと評価した。

両首脳は、オバマ前米政権下で冷戦後最悪の
水準に冷え込んだ関係の修復に意欲を示した。

ホワイトハウスによると、会談は約1時間行われ、
過激派組織「イスラム国」(IS)掃討での協力や
シリア和平などについて協議した。

ロシア大統領府は、両首脳がシリアにおける
IS打倒に向けた協調で一致したと発表した。

米ロ首脳会談の機会を探ることでも合意したという。

ロシア大統領府によれば、両首脳はまた、2国間の
貿易経済関係を回復させる重要性を強調した。

北朝鮮情勢やウクライナ紛争、
イラン核問題などについても意見交換した。