ECB、マイナス金利据え置き=緩和効果見極め

欧州中央銀行(ECB)は21日、定例理事会を開催し、
マイナス金利の据え置きなど、金融政策を現状で
維持することを決めた。

ユーロ圏のデフレ懸念は解消されていないが、
包括的な追加金融緩和策を3月に導入したばかりで、
当面は効果を見極める方針だ。

理事会は主要政策金利を0%、上限金利
限界貸出金利を0.25%、下限金利の中銀預入金利
マイナス0.40%と、いずれも過去最低に据え置いた。