2016-04-09から1日間の記事一覧

介入探りながら、円上値余地意識

今週の為替相場は、日本当局による介入の 有無の余地を探りながら、円の上値を意識する 展開が想定されます。原油価格の原価、株価の下落をきっかけに、 為替市場ではリスク回避の円買いの動きが 強まっていました。この中で、米FOMC議事録では、利上げに 慎…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。各国の足元の経済状態を 確認することになりそうです。この中、為替市場では円高が進んでおり、 日本の対応、あるいは各国の反応が 注目されるものと思います。日本は一段の円高は避けたいところですが、 米国を…

円高、場合により必要な措置=麻生財務相

麻生太郎副総理兼財務・金融相は8日の閣議後記者会見で、 海外市場で一時1ドル=107円を付けた円高について 「為替市場の動向を緊張感を持って見守っている。 場合によっては必要な措置を取る」と述べ、投機的な 円買いをけん制した。また高速取引が株式相場…

ドラギECB総裁、世界経済の将来に警戒感=年次報告書

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、 7日公表された年次報告書で、世界経済の 将来は依然不透明とする一方、新たな衝撃に 対する欧州の対応能力に疑問を呈した。「2016年もECBにとっては難しい年になるだろう。 世界経済の見通しは不透明で、われわれは引き…

日銀地域経済報告、東北の判断引き下げ

日銀は7日、春の支店長会議を開き、全国9地域 の景気を分析した「地域経済報告」(さくらリポート) を公表した。それによると、新興国経済の減速の影響で生産が 弱含んでいる東北の総括判断を引き下げたが、 残り8地域は据え置いた。東北の判断引き下げは 2…

黒田日銀総裁、景気、緩やかに拡大へ=春の日銀支店長会議挨拶

日銀は7日午前、東京・日本橋の本店で 春の支店長会議を開いた。黒田東彦総裁は冒頭挨拶で、景気について 「新興国経済の減速の影響などから輸出・ 生産面に鈍さが見られるものの、基調としては 緩やかな回復を続けている」と述べた。先行きについても「基調…

米追加利上げ、多数が慎重=FOMC議事要旨

米連邦準備制度理事会(FRB)は6日、追加利上げを 見送った3月15、16両日の連邦公開市場委員会(FOMC)の 議事要旨を公開した。それによると、17人の委員の多くが、 海外の景気減速や金融市場の混乱は 米経済への「相当の下向きリスク」と述べ、 慎重に利上…