ドル円は110円台後半で小動き

日米の金融政策の行方が注目される中で、
先週末以降、ドル買いが強まりましたが、
26日の外国為替市場では、110円台後半を
中心に小動きとなっています。

引き続き、日本の追加緩和の可能性を占う声が
強いことから、円売りが急速に進みましたが、
米国の利上げの可能性が乏しくなってきた
との見方が強まる中で、円は一時111円台後半に
値を落としましたが、その後は111円前後を
中心にした動きを見せています。

市場では、日本の追加緩和の確度は高いと
読む声が強い一方、米FOMCでは6月の利上げに
道筋をつける発言が出る可能性はあるものの、
利上げは先送りされるとの読みから、ドルを
買い上げた勢いは薄れている状況です。

また、株価が下落していることも、
円買いを誘っている面もあるようです。

いずれにしても、日米の金融政策を
見極める展開が目先が続くことになりそうです。