中国の景気減速が社会的リスク招かないよう注力を=発展改革委

中国国家発展改革委員会(NDRC)は31日、
景気の減速が社会的リスクを引き起こさないよう
万全を期す必要があるとの見解を示し、失業率の
上昇を警戒していることを示唆した。

NDRCはウェブサイトに掲載した声明で
「(政府は)経済的なリスクが社会的なリスクに
発展することがないように社会保障制度を一段と
強固にする必要がある」と指摘した。

中国の失業率は過去12年間、都市部で4%前後で
推移しているとみられるが、失業に関する信頼性の
高い統計はない。

人事社会保障省は今月、雇用市場は下半期に
「構造的な」課題に直面する可能性があると
警告している。