相場急変に注意が必要か

来週の為替相場は、週末は
世界的に金融市場が休場になります。

この中、市場が開いているのが、日本と
中国ぐらいなので、何か材料が出た場合は、
東京市場で大きな動きが出ると見ています。

基本的には、原油価格下落がドル買いに、
来年の米利上げ観測がドル買いを意識させる
動きになっています。

ただ、原油価格動向がまだ落ち着きを
見せていないこと、ロシアルーブルの急落など、
新興市場国に対する不安感が台頭しています。

この動きがどうなっていくのかが、
来年にかけての大きな問題になると考えます。

このまま、ドルを買っていけるのか否か、
原油安、新興市場国不安が大きな材料に
なると考えます。

原油価格の流れから見ると、
ドル買いも長くは続かないと見ています。

今回のドル高・円安のステージが、130円台を
目指す動きなのか、125円程度にとどまるのか、
そんなことをじっくり考える週になると思います。

予想レンジが、
ドル円が116.20〜122.20円、
ユーロ円が144.20〜151.20円、
英ポンド円が184.20〜191.20円、
ドル円が94.20〜101.20円。