IMF年次審査報告、米成長見通しを下方修正

国際通貨基金IMF)は27日、米経済に関する
年次審査報告を発表しました。

トランプ米政権による減税や財政出動が経済成長を
押し上げるとの見方を取り消し、成長率見通しを
下方修正しました。

2017、18年とはともに2.1%としています。

IMFは声明で、米労働市場は既に最大雇用とみなされる
水準に達していることもあり、年率3%超の安定的な
成長率を目指すトランプ政権の目標は達成しがたいだろう
と指摘しました。

今年4月時点では経済成長率を2017年が2.3%、
2018年が2.5%と予想していました。