ドルは110円前後で推移

13日の外国為替市場では、ドル円相場は
110円前後で推移しています。

朝方は、前日のNY市場で109円台にドルが
軟化した流れを受けて、109円台後半で取引が
スタートしました。

ドルが英ポンドを除く主要通貨で下落した流れを
受けました。

この中、カナダドルは対ドルで上昇、カナダ中銀が
利上げに踏み切るとの見方が広がったことで、
カナダドル買いが強まりました。

一方、英ポンドは総選挙で与党が下院総選挙で
過半数割れとなったことで、国内政治の不透明感を
材料に軟化しています。

市場では、ドルは今週の米FOMCでの利上げを
支援材料にして下値は堅いとみています。

ただ、利上げが決定した後の動きには注意が
必要だと思います。

「予測で買われて、事実で売られる」、そんな動きが
米国の利上げ場面では見られているので、今回も
そうなるか否か、注意深く見極めたいと考えます。