仏下院選第1回投票は「マクロン党」が圧勝
フランスで11日、下院選の第1回投票が
行われました。
最終結果によると、マクロン大統領の中道新党
「共和国前進」と、同じく中道政党で同盟関係にある
「民主運動」の得票率が合わせて32.32%を獲得し、
圧倒的多数を占める見通しとなりました。
仏内務省が12日午前1時30分に発表した最終結果によると、
共和国前進と民主運動は定数577のうち400〜445議席を
占める見通しです。
これに続くのが、大統領選で振るわず復活を期して臨んだ
右派・共和党で、最終的な得票率は21.56%となり、
議席獲得数は70〜130議席になると予想されています。
一方、ルペン氏率いる極右政党「国民戦線」は得票率が
13.20%で、1〜10議席」にとどまるとみられています。
最大の打撃を受けたのはオランド前大統領の社会党で、
200もの議席を失う見通しである上、同党の候補として
大統領選に臨んだアモン氏までもが、18日に行われる
決選投票に残ることができませんでした。
投票率は過去最低の49%に落ち込みました。