米財務省高官、為替相場は秩序ある=日本の見解に反論

財務省高官は16日、為替相場の動きについて
「ここ数カ月、秩序がある」と明言した。

短期間で急激な円高が進行したとの認識を
示している日本側に反論、円売り介入を
改めてけん制した。

高官は記者団に対し、「先進7カ国(G7)は
『通貨安競争の回避』をうたった過去の声明を
順守する必要がある」と強調。

円高けん制発言を繰り返す日本側と
見解の違いをにじませた。