麻生財務相、G7仙台会合は世界経済の中で必要に応じて為替も議論
麻生太郎財務相は17日、仙台市で開かれる
主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁会議では
「世界経済の中で必要に応じて為替も議論に
なってくる」との見通しを示し、「日本としては
為替の安定が一番重要な点だと思っている」と語った。
G7仙台会合は20〜21日に開催される。
麻生財務相は、不透明な世界経済の現状を踏まえ、
「G7がいかにして協調して立ち向かうかが
大きな論点だ」と指摘した。
各国の事情を反映し、金融政策、財政政策、
構造政策をバランスよく議論する考えを示した。
また、財政規律を重んじるドイツに関し、同国の財政が
憲法で定められている点に触れ、「(財政出動は)
そんなに簡単な話ではない」と述べた。