ドル円は109円台で推移

20日の為替市場は、109円台後半で
小動きとなっています。

前日は、米FOMCで6月の利上げについて
肯定的な声が多かったことを材料に、
110円台前半までドルが上昇しました。

この流れを継いで、110円前後で小動きが
続いていましたが、ユーロやスイスフラン
軟調な動きとなる中、リスク回避の円買いが
強まり、円は109円台後半に上昇しています。

市場では、NY連銀総裁が6、7月にも利上げする
可能性が強いことを指摘したことで、米利上げの
可能性が強いとの見方が一気に強まっています。

ただ、6月の利上げの確度については、
まだまだ半々との読み聞かれており、
米利上げに偏ることはできないとの声もあり、
ポジションを一方的に傾けることはできない
と指摘する声も出ています。

また、今日から仙台でG7財務相中央銀行総裁会議
開催されることで、通貨安を巡り日米が対立している
構図が見えることで、仙台から流れる発言を注視したい
との声も根強く、売り買いに慎重な姿勢も見られます。