2016-05-20から1日間の記事一覧

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。米国では6月に利上げ観測が、 FOMC議事録で一気に広がりました。今後発表される経済指標で、その確度を さらに高めるものとみています。欧州では、経済の鈍化が懸念されています。発表される経済指標でそれが確…

ドル円は109円台で推移

20日の為替市場は、109円台後半で 小動きとなっています。前日は、米FOMCで6月の利上げについて 肯定的な声が多かったことを材料に、 110円台前半までドルが上昇しました。この流れを継いで、110円前後で小動きが 続いていましたが、ユーロやスイスフランが …

4月のECB議事要旨、金融政策への批判に対抗する必要

欧州中央銀行(ECB)は19日、4月理事会の 議事要旨を公表した。同理事会では、超緩和政策に対し独政界、銀行、 預金者の不満が強まるなか、「金融政策が もはや物価上昇率を(ECBの目標に)回復させるのに 寄与しないとの見方に対抗する必要がある」との 認…

黒田日銀総裁、追加緩和は躊躇せず

黒田東彦日銀総裁は19日夜、仙台市で記者会見し、 為替政策について「財務省が管轄しており、 特別に申し上げることはない」と述べた。その上で「為替であれ何であれ、物価安定目標の 達成の観点からマイナスの影響が出て目標の達成に 必要であれば、躊躇な…

財政出動の重要性議論=国際経済分析で最終会合

政府は19日、世界経済の動向を内外の有識者と議論する 「国際金融経済分析会合」の第7回会合を開き、 元米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長の クリスティーナ・ローマー米カリフォルニア大教授らを招き、 財政出動の重要性などについて意見を交わした。分…

米FOMC議事録、6月利上げの可能性示す

米連邦準備制度理事会(FRB)は18日公表した 4月の金融政策会合の議事要旨で、早ければ 次回6月会合で利上げがあり得ることを示した。金融市場の「懐疑的」見方を修正し、 追加利上げに向けた地ならしをする狙いが あったとみられる。ただ、今後1カ月で判断…