米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は27日、
マサチューセッツ州のハーバード大での会合で
「想定通りに成長が加速し雇用改善が続けば、
数カ月内に利上げするのがおそらく適切だ」と
明言した。
6月か7月の金融政策会合での
利上げに前向きな姿勢をにじませた。
昨年12月に次ぐ利上げをめぐっては、複数のFRB高官が
最近、6月か7月の可能性に言及している。
ただ、6月14、15両日の次回金融政策会合後には
英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票が
控えており、この影響を懸念する声もある。