2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ドル円、107円台央〜後半で推移

週明け9日の外国為替市場は、ドルが上昇。対円で一時107.63円まで上昇しました。前週末のNY市場では、発表された米雇用統計で、 新規雇用増が予想を下回ったことで、ドル売りが 進みドルは一時106.44円まで下落しましたが、 週明けは実需のドル買いが先行す…

3月の日銀議事要旨、「マイナス金利、負の影響も」

日銀は9日、3月14、15両日に開催した 金融政策決定会合の議事要旨を公表した。それによると、2月16日に導入した マイナス金利政策をめぐり、大方の委員は 金利面で導入効果が既に表れているとの認識を 共有したが、何人かの委員は「金融機関や 預金者の不安…

ドル支えは、利上げだけ

今週の為替相場は、ドル売り材料を 意識する動きが予想されます。前週末発表された米雇用統計は非農業部門の 新規雇用者が16万人増と、20万人を下回ったことで、 雇用部門の弱さが目立ちました。失業率は、5.0%と前回と変わらなかったものの、 新規雇用の伸…

4月の米新規雇用、16万人増に鈍化

米労働省が6日発表した4月の雇用統計によると、 景気動向を反映する非農業部門の就業者数は、 季節調整済みで前月比16万人増と、前月 (20万8000人増=改定)から伸びが鈍化した。建設業の増加幅が縮小し、 政府部門が減少に転じたことなどが響いた。失業率…

今週の材料は?

今週の各国で経済指標の発表が目白押しです。足元の自国経済がどのような中身になっているのかを 確認する動きが強まるものと思います。特に、大きな材料は見当たらないものの、足元の経済が 弱いものになると、当該通貨に与える影響は少なくないと 考えてい…

豪中銀、インフレ見通し引き下げ=四半期金融政策報告

豪準備銀行(中銀)は6日発表した四半期金融政策報告のなかで、 インフレ見通しを引き下げたほか、賃金や物価圧力をめぐる 先行き見通しを主な不透明要因に挙げた。

円下落も、106円台後半に戻す

4日の外国為替市場では、朝方こそ107円台後半に 円が下落する動きが見られたものの、その後は 106円台央〜後半に値を戻す動きを見せています。薄商いのなかで、日本の金融当局者が円高について、 強いけん制発言を行ったことから、円は軟調に推移、 107円台…

円、一時105円台に急伸

3日の外国為替市場では、円が急伸しました。対ドルで一時105円台後半に上昇、対欧州通貨でも 一段高となり、円独歩高の様相を強めました。しかし、105円台では、麻生財務相や黒田日銀総裁が 投機的な動きとして、円高をけん制する発言を行い、 4日には円は対…

麻生財務相、「円高、必要なら対抗」

アジア開発銀行(ADB)総会に出席中の麻生太郎財務相は3日夜、 ドイツ・フランクフルトで記者会見し、急激な円高進行について、 「一方的かつ急激に偏った投機的な動きがさらに強まっている ことを憂慮している」と述べ、改めて懸念を示した。その上で「為替…

日中韓財務相会議、新興国の資金流出監視、地域金融協力を強化

ドイツ・フランクフルトで開催中のアジア開発銀行( ADB)総会に合わせ、日本と中国、韓国は3日午前、 財務相・中央銀行総裁会議を開いた。終了後に共同声明を発表し、新興国からの 資金流出監視と地域金融協力の強化を打ち出した。同会議は、昨年10月にペル…

豪中銀が0.25%利下げ

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は3日、 政策金利を0.25%引き下げ、史上最低の1.75%に 改定すると発表した。4日に実施する。利下げは1年ぶり。スティーブンス中銀総裁は声明で 「最近発表されたインフレ率は 予想より大幅に低かった」と指摘。利下げ効…

ドル円は106円台前半で小動き

3日の外国為替市場では、ドル円は 106円台前半〜央で小動きとなっています。日本市場が大型連休であることや、週末に 米雇用統計の発表を控えていることで、 様子見気分が強まっています。日銀の黒田総裁が、円高について警戒感を 示しましたが、米国の財務…

黒田日銀総裁、「円高、経済に好ましくない、必要なら追加緩和

アジア開発銀行(ADB)年次総会に出席するため ドイツ・フランクフルトを訪問中の黒田東彦日銀総裁は 現地2日午後、記者団に対し、日銀の追加金融緩和見送り後に 進んだ円高について、「今のような円高は経済にとって 好ましくない影響を与える恐れがある」…

円高余地、広がる

前週末29日のNY外国為替市場では 円が対ドルで続伸しました。一時106円28銭と2014年10月下旬以来、 1年半ぶりの円高水準を記録しました。円は対ユーロでも上昇し、 円独歩高の様相を示しています。円が上昇したのは、日銀が追加緩和策を 見送ったことが大き…

米半期為替報告、監視対象に日本初指定

米財務省は29日、主要貿易相手国の 為替政策を分析した半期為替報告を公表した。多額の対米貿易黒字などを抱える日本や中国、 韓国、ドイツ、台湾を為替政策の「監視リスト」に 初めて指定した。円の対ドル相場については「秩序立っている」 として、日本の…