今週の材料は？

今週の各国で経済指標の発表が目白押しです。

足元の自国経済がどのような中身になっているのかを
確認する動きが強まるものと思います。

特に、大きな材料は見当たらないものの、足元の経済が
弱いものになると、当該通貨に与える影響は少なくないと
考えています。

この中、英国ではイングランド銀行が
政策金利を決める会合を開きます。

EUからの離脱を決める国民投票が近づいていることで、
足元での金融政策の変更はないとみていますが、
金融政策に対する発言が出てくると、金融市場に
大きな影響を与える可能性が出てくると思います。

米国では
【10日】
3月の米卸売在庫（予想前月比0.1％増、前回0.5％減）
3月の米卸売売上高（予想前月比0.5％上昇、前回0.2％低下）

【12日】
最新週の新規失業保険申請件数（前回27.4万件）
4月の米輸入物価指数（予想前月比0.6％上昇、前回0.2％上昇）

【13日】
4月の米小売売上高（予想前月比0.9％増、前回0.3％減）
4月の米小売売上高除自動車（予想前月比0.6％増、前回0.2％増）
4月の米生産者物価指数（予想前月比0.3％上昇、前回0.1％低下）
4月の米生産者物価指数コア（予想前月比0.1％上昇、前回0.1％低下）
5月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報（予想89.9、前回89.0）
3月の米企業在庫（予想前月比0.2％増、前回0.1％減）

欧州では
【9日】
3月の独製造業受注（予想前月比0.7％増、前回1.2％減）
4月のスイス消費者物価指数（予想前年比0.6％低下、前回0.9％低下）

【10日】
4月のスイス失業率（予想3.5％、前回3.6％）
3月の独鉱工業生産（予想前月比0.2％低下、前回0.5％低下）
3月の独経常収支（予想245億ユーロの黒字、前回200億ユーロの黒字）
3月の独貿易収支（予想205億ユーロの黒字、前回202億ユーロの黒字）
3月の英貿易収支（前回119.64億ポンドの赤字）

【11日】
3月の英鉱工業生産（前回前月比0.3％低下）
3月の英製造業生産（前回前月比1.1％低下）

【12日】
3月のユーロ圏鉱工業生産（予想前月比横ばい、前回0.8％低下）
イングランド銀行政策金利発表
イングランド銀行議事録
イングランド銀行四半期インフレレポート

【13日】
1〜3月期の独GDP速報（予想前期比0.6％増、前回0.3％増）
1〜3月期のユーロ圏GDP改定（予想前期比0.6％増、前回0.6％増）

日本では
【9日】
日銀金融政策決定会合議事要旨(3月14・15日開催分)

【12日】
3月の国際収支-経常収支（前回2兆4349億円の黒字）
3月の国際収支-貿易収支（前回4252億円の黒字）
4月の景気ウォッチャー調査・現状判断DI（前回45.4）
4月の景気ウォッチャー調査・先行き判断DI（前回46.7）

【13日】
3月の第3次産業活動指数（前回前月比0.1％低下）