円下落も、106円台後半に戻す

4日の外国為替市場では、朝方こそ107円台後半に
円が下落する動きが見られたものの、その後は
106円台央〜後半に値を戻す動きを見せています。

薄商いのなかで、日本の金融当局者が円高について、
強いけん制発言を行ったことから、円は軟調に推移、
107円台後半に下落しました。

しかし、107円台後半では、円売りも続かず、
その後はじりじりと106円台央に上昇、
薄商いの中で、106円台後半で推移しています。

市場の次の大きな材料は
週末の米雇用統計となっています。

市場の事前予想通りの数字となれば、
波乱はないと思いますが、予想を
大きく下回るような数字が出れば、
ドル売りに弾みがつく可能性があると
考えています。

米国発の材料を注目したいと思います。