英政策金利、今後は長期平均の5%を大きく下回る公算=マイルズ委員

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)の
マイルズ委員は、英政策金利の「新たな標準」はこれまでの
長期平均である5%を大きく下回る水準になるとの見方を
示した。

住宅ローンに絡むコストの上昇などが理由としている。

マイルズ委員は英紙ヨークシャー・ポストのインタビューで、
金融危機前まで住宅ローン金利は英中銀政策金利をわずかに
上回る水準だったが、今後はそうはならない可能性が
あると述べた。

英中銀設立後320年の平均政策金利は5%とした上で、
「いわゆる新たな標準はこれを相当大幅に下回る
可能性が高いと考えるかなり有力な理由がある」
と指摘した。