ECB、来週の理事会で利下げを検討=スロベニア中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーを務める
スロベニア中銀のヤズベツ総裁は27日、
現在の状況において金利引き下げが適切で
十分な政策手段であるか、来週6日の
理事会で検討すると明らかにした。

総裁は、ドイツ連銀の会合の合間に記者団に対し
「何よりも、金利引き下げで直ちに問題に
対処できるかどうかという問題だ。この点は
なお議論中であり、来週(の理事会で)徹底的に
検討されると思う」と述べた。

また「利下げのみで十分かどうかの問題だ」とし、
「経済に資金を行き渡らせる方法を誰もが
検討している」と話した。